先週の競馬は重賞は日曜日のマーメイドステークスのみでしたが
永島まなみ騎手の逃切りによる重賞初制覇がありました。
2勝クラスを勝ち上がったばかりの、ハンデ50キロの馬でした。
かつては2歳時にアルテミスステークスでラヴェルの3着や
スイートピーステークスで2着などの成績がある馬。
4番人気なのも納得でしたが、鞍上の好騎乗も大きかったと思います。

障害戦は土曜1鞍、日曜1鞍。
日曜日に東京で行われた、未勝利戦を振り返ります。


・6月16日(日)東京1レース ダ3000m
(美浦)
シャンドゥレール
→7人気/11着
(栗東)
マテンロウジョイ
→9人気/9着

勝ちタイム:3分25秒4(曇・芝:良/ダート:良)

初障害馬で馬券に絡んだ馬は居ませんでした。

単勝1.3倍の圧倒的な人気に推されたビートザレコードが勝ちましたが
道中は出入りが激しく位置取りが上がったり下がったり。
それでも自分のペースは守って、ラストはしっかりと溜めた末脚で差し切り。
中身の濃いレースだったと思います。

6番人気、小牧加矢太騎手のロードスパイラルが2着に入りました。
かなり行きたがる素振りがあり、飛越も雑に飛んでいました。
レース後の鞍上のコメントも
「まだ乗り手に従順ではない」「幼い」
といった内容でした。まだ障害3戦目、粗削りながらも2着に来ました。
素質は高い馬だと思います。

4着フェーレンベルクは最後の最後、大外から飛んできました。
飛びが上手くないので後方に置かれてしまう序盤でしたが
こんな脚が使えるとは驚かされました。
飛越が上達すれば、勝ち負けもできると思います。

5着のタマモエースも飛越は雑になっていました。
それでも本場の大きな固定障害でも飛び負けせずに飛越していた場所も。
ローカルの置き障害よりは、固定障害の方が向いていると再認識。
どこの競馬場で走るかによって、印の重さを考えたいと思います。