函館での開催が始まり、いよいよ名実ともに《夏競馬》になりました。
かつての北海道開催は今と違い、札幌→函館という順番でした。
その当時は、函館競馬場にウッドチップコースなんて存在しませんでしたし
レース体系も今とは違っています。

障害戦が朝の1レースに組まれているのも、昔からの変更点。
寝坊しないように気を付けたいと思います。

先週は未勝利戦が東西で1鞍ずつで、2レースありました。


・6月8日(土)東京1レース ダ3000m
(美浦)
シュハリ
→11人気/11着
(栗東)
バガン
→6人気/7着
ビップクロエ
→9人気/10着

勝ちタイム:3分23秒9(晴・芝:良/ダート:良)

初障害馬で馬券に絡んだ馬は居ませんでした。

圧倒的人気に支持されていたアンクルブラックが順当勝ちでした。
飛越もキレイで、足をしっかり上げて飛べていました。
着差は1馬身とわずかでしたが、完勝でした。
管理する高橋亮調教師は約2年ぶりの障害戦勝利。
メイショウヤエヤマ、サトノファイター、メイショウアルトと
ここ最近は未勝利だけでなくOPクラスでも勝ち馬を出している厩舎だけに
アンクルブラックも昇級しても楽しみです。

2着は5番人気のデシマルサーガ。
小倉で2戦、そしてこの日の東京で3戦目でしたが、全て固定障害のレースに。
少しずつ着順も上げてきていますし、次も上位争いは可能だと思います。
伴啓太騎手が引き続き乗るようであれば、勝機は近いと思います。

3着は2番人気のマイネルコロンブスでした。
スタートが一息で、位置取りが後ろになってしまいました。
最後はよく追い込んできましたが、ここが精一杯。
力は出し切った一戦だったと思います。


・6月9日(日)京都1レース ダ2910m
(栗東)
ニューモニュメント
→4人気/10着
グローツラング
→5人気/4着

勝ちタイム:3分16秒7(曇・芝:やや重/ダート:やや重)

日曜日の未勝利戦も、初障害戦から馬券になった馬は居ませんでした。

この日も勝ったのは圧倒的人気に支持されたスマイルスルー。
鞍上は土曜日に続いて、高田潤騎手でした。
2番手追走で、危なげのない飛越でした。
こちらも派手な着差はついていませんでしたが、完勝でした。

2着も2番人気のオオキニ。
初障害戦から3着と、センスのあるところを見せていましたが
今回も好内容でした。
早めに逃げ馬を交わして粘り込みを図りましたが……。
勝ち馬に上手く乗られてしまいました。

初障害ながら4着に入ったグローツラング。
道中は内々で脚を上手く溜められていました。
飛越も巧いですし、ラストの伸び脚も目立っていました。
次は馬券圏内に来る走りが期待できると思います。