東京競馬場での連続G1競走が終わり、今週からは函館競馬が開幕。
いよいよ夏競馬が本格的に始まる感があります。
夏を境に成長する人も馬も居ます、そんな伸び盛りの
存在を見つけて馬券にも活かしたいです。

今週の障害戦は未勝利戦が2鞍。
土曜日は東京、日曜日は京都。
どちらも朝の1レースで施行されます。


・6月8日(土)東京1レース ダ3000m 発走10:10
(美浦)
シュハリ
→112秒3 5/8・上野【芝/-】
(栗東)
バガン
→101秒8 5/9・森一【芝/中】
ビップクロエ
→100秒2 5/30・中村【芝/中】

関東馬1頭、関西馬2頭が初障害戦を迎えます。

シュハリのデビューは栗東の鈴木孝志厩舎からでしたが
未勝利戦の期間を過ぎると関東の粕谷昌央厩舎に移籍。
トータルで平地で21戦、走りましたが勝ち上がれず入障となります。
粕谷調教師と大江原圭騎手は、先週の未勝利戦でもフジフォンテで
コンビを組んでいます。

バガンの父はバゴ。菊花賞馬のビッグウィークを輩出していますが
そのビッグウィークも障害に転向して勝ち星を挙げています。
クロノジェネシスやクリスマスなど、距離も不問、
掴みどころのない種牡馬と一部では言われています。
昨年9月には中山での障害未勝利でオシリスブレインが勝利。
それ以来の産駒の障害戦勝利となるでしょうか。

ビップクロエの父はシルバーステート。
この産駒で障害入りするのはビップクロエが2頭目。
過去に入障したのはアルカンサスの1頭のみ。
アルカンサスもまだ勝利は挙げられていません。
2頭目となるこの馬は、どんなレースをするでしょうか。


・6月9日(日)京都1レース ダ2910m 発走10:00
(栗東)
ニューモニュメント
→104秒6 5/16・黒岩【ダ/中】
グローツラング
→96秒6 5/23・中村【ダ/中】

初障害馬2頭はどちらも関西馬です。

ニューモニュメントはダート中距離でのOP特別勝利や
交流競走(JpnⅠ)川崎記念での3着もある、平地OP馬です。
父のヘニーヒューズの産駒が障害戦で最後に勝利を挙げたのは2020年。
阪神でのOP平場戦のレンジストライクでした。

グローツラングの障害試験は中村将之騎手で受験、日曜のレースでも
コンビを組むことになります。管理する安達昭夫調教師の管理馬に乗る
中村騎手は、過去にメイショウハチク、ランドフェニックスなどに騎乗。
勝ち鞍を挙げたのは2021年2月のビルジキールが最後となっています。