競馬の祭典、ダービーが終わりました。
7000頭を超える、今年の3歳馬の頂点はダノンデサイルとなりました。
皐月賞の除外を乗り越えての勝利には驚かされました。

障害戦は土日で未勝利戦が2鞍。
どちらも小牧加矢太騎手が人気馬に乗って勝ちましたが
制裁があり、一筋縄ではいかない結果となりました。


・5月25日(土)東京4レース ダ3000m
(美浦)
エンライトメント
→5人気/7着
ライヴァル
→8人気/中止
(栗東)
ハイエストポイント
→6人気/8着

勝ちタイム:3分24秒2(曇・芝:良/ダート:良)

勝ったのは1番人気のイクスプロージョンでした。
障害デビューして以降、2着・2着。
大崩れがなく、平地力が特に活きる東京コースでは
確勝級でしたが……。最後の最後、小牧加矢太騎手は
追う動作を止めたということで、騎乗停止に。
着順は変わりませんでしたが、あと1完歩あったら
微妙だったかもしれません。

落馬明けながら2番人気に推されたビートザレコードが2着。
中山戦では最終障害の着地で失敗しましたが、この日は
中団待機。飛越の際には騎手はあまり急かさない乗り方でした。
次も上位争いは間違えなさそうです。

3着プレシャスソウルは平地未勝利馬。
それでも入障以来、4戦全てで掲示板に載っています。
2着馬には5馬身差をつけられましたが、逆に4着馬には
7馬身差。力を付けているのは間違えなさそうです。

障害試験を96秒台の好タイムで合格したハイエストポイントは
8着に終わりました。2つ目の障害(生垣)でバランスを崩して
それ以降は流れに乗れず、飛ぶたびに置かれてしまいました。
固定障害ではなく、まずは小さめの置き障害での飛越なら
着順も上がるかもしれません。


・5月19日(日)京都4レース ダ2910m
(栗東)
リトルクレバー
→7人気/7着
レインメーカー
→6人気/10着

勝ちタイム:3分18秒5(晴・芝:良/ダート:良)

勝ったのは障害5戦目、1番人気のエイカイステラでした。
逃げるエターナリーを見ながら、終始マークする展開。
最終障害手前で一瞬、手応えが怪しくなりかけましたが
それでも鞍上が追うとしっかりと伸びました。

マイペースでハナを切ったエターナリーが2着に残りました。
石神深一騎手の絶妙なペース配分もあって
あわや逃げ残るか?というところもありました。
終始、良いリズムで飛べていたのは鞍上のファインプレーでした。

3着シゲルタヌキはスタートが一息。
2周目からポジションを上げていき、その位置を守りきっての3着でした。
馬体重が前走比プラス16キロ。太くは見えませんでしたが
もう少し絞っても良いかもしれません。

4着のタマモエースはローカルの置き障害よりも、主場の固定障害で
なおかつ最後の直線がダートコースの方が向いているように思います。
今回も飛越は安定していました。次走はどこの競馬場で走るか、
それによって印の重さを変えたいと思います。