今週は土曜日に京都ハイジャンプが行われます。
京都競馬場も<大障害コース>が設置されており、重賞のみで使われる
三段跳びが名物で、見どころとなっています。

未勝利戦は今週も新潟での開催。
土曜日は京都で重賞なので、未勝利は日曜日に新潟で2鞍。
4レースと5レースとで施行されます。


・5月12日(日)新潟4レース 芝2890m 発走11:10
(美浦)
ドラミモン
→112秒4 3/13・江田勇【芝/中】
クラウンローゼン
→116秒7 3/20・伴【ダ/-】
ラストドラフト
→116秒3 4/3・上野【芝/中】
ギャラクシーナイト
→113秒2 4/24・伴【ダ/中】

関東馬4頭が初障害を迎えます。

ドラミモンを管理するのは美浦の田村康仁調教師。
この厩舎の障害馬といえば、ロンギングダンサーやノワールギャルソンが
複数回の勝利を挙げています。
ドラミモンの障害試験は江田勇亮騎手でしたが、レースでは五十嵐雄祐騎手が
騎乗予定となっています。

平地の重賞勝ち馬、ラストドラフトが障害入りとなります。
2歳の新馬を勝ち、年明けの3歳初戦の京成杯を勝利。
その後も中日新聞杯やアルゼンチン共和国杯での2着や
AJCCでの2年連続の3着もある、バリバリのOP馬です。
今回は初障害に加え、レースそのものも昨年6月のエプソムカップ以来。
11ヵ月ぶりの実戦というところもカギになりそうです。

ギャラクシーナイトの1歳上の兄はレッドスパロー。
先週の新潟で行われた障害未勝利を勝ち上がっています。
兄は障害2戦目で変わり身を見せて未勝利を卒業しました。
弟のギャラクシーナイトは初戦にどんなレースをするでしょうか。

※参考
(美浦)
デザートスター
→113秒1 4/24・石神

純粋な初障害ではないので、あくまで参考扱いとして記載します。
デザートスターは2022年12月に初障害戦を経験し、そこから5戦を消化。
2023年に4月にJRAを転出して園田競馬に移籍しましたが、その7カ月後に
中央競馬に復帰。平地を3戦使っての、再度の障害入りとなります。
前回所属時と同じく、美浦の武井亮調教師の管理下となります。
(オーナーも変わらず、ずっと中西功氏の名義のままです)


・5月12日(日)新潟5レース 芝2890m 発走12:00
(栗東)
オオキニ
→102秒0 5/2・森一【芝/中】

5レースの未勝利戦は出走馬は9頭で、初障害馬は1頭です。

関西馬のオオキニは2回目の試験で合格。
1週前にも試験を受けましたが、タイムオーバーで不合格でした。
すぐ次の週でタイムを3秒近く縮めて合格しています。
オオキニの兄には障害戦を走った馬が複数います。美浦の南田美知雄厩舎に入った
ケントヒーロー(父メジロベイリー)とトーカイキング(父ヴィクトワールピサ)は
どちらも障害レースを4戦使われましたが、勝利は挙げられませんでした。
兄が果たせなかった障害戦での勝利、オオキニは手にすることが出来るでしょうか。