この前の日曜日には桜花賞が行われました。
一生に一度のクラシックレース。三冠を目指しての争いが始まりました。
馬券を買うこちら側も『三冠』を目指したのですが……。
あえなく最初で脱落してしまいました。。。馬券は本当に難しいです。

先週は落馬による競走中止や、それに伴う騎手の乗り替わりが多かったです。
全ての馬と人が、無事にレースを終えて家に帰れることを
願うばかりです。

障害戦は福島での集中開催。
土曜日は未勝利戦とOP平場、日曜日は未勝利戦の計3鞍でした。
土日の4レースに組まれた未勝利戦を振り返ります。


・4月6日(土)福島4レース 芝2750m
(美浦)
デルマヤクシ
→9人気/13着
レヴォリオ
→11人気/中止
クリノキューチャン
→14人気/11着
(栗東)
リレーションシップ
→7人気/6着

勝ちタイム:3分02秒4(曇・芝:良)

初障害のレヴォリオは競走中止でしたが人馬とも、異状なしとの報でした。

勝ったのは単勝1.6倍と圧倒的な人気に推されたヴァレッタカズマ。
最終障害手前でも大混戦となりましたが、最後の最後にグイっと
伸びて勝ち切りました。
馬込みを割って伸びる脚はさすがでした、着差以上の強さだと思います。

3番人気のジローが2着。
スタート直後はインで折り合って、襷コースを抜けると外目から進出。
リキんで飛越している箇所もありましたが、致命的なミスにはなりませんでした。
勝ち馬の決め手にはやられましたが、この馬も力を出し切った一戦でした。

障害2戦目のテンメジャーガールが3着。初障害戦の6着から着順を上げました。
馬群に包まれてしまったようにも見えましたが、最終障害を飛んでバラけると
残っていた脚を使って3着を確保しました。鞍上の小野寺祐太騎手は
「スピードが活きるようになれば勝ち負けできる」
とのコメントが。福島や新潟の置き障害コースであれば崩れなさそうです。

2番人気のケンハービンジャーは8着。
前走比マイナス18キロの馬体も淋しく映っていました。
スタートもイマイチ、それでも2周目の向こう正面で並んでいったことで

最後は脚をなくしてしまいました。馬体が立て直されたら、見直したいです。


・4月7日(日)福島4レース 芝2750m 発走11:15
(美浦)
ショウナンマリオ
→10人気/11着
モンテイゾラ
→9人気/10着
ポピュラーソング
→13人気/12着
(栗東)
テイエムマジック
→4人気/6着
アンクルブラック
→8人気/8着
ムーンスター
→11人気/13着

勝ちタイム:2分59秒9(晴・芝:良)

日曜日の未勝利戦で馬券圏内に初障害馬は入りませんでした。

レースは、今年の五十嵐雄祐騎手の初勝利となりました。
再入障となったロンギングバースですが、今年の冬は小倉には行かず。
その分、2勝クラスの平地を使われてこの福島戦を待っていた感があります。
狙いすましていた分、馬の仕上がりも良好。
早めに先頭に立つ、危なげのない横綱相撲でした。
勝ちタイムは前日の未勝利戦より2秒以上早かったことは書き記しておきます。

2着は1番人気のノアチェリー。
こちらも小倉遠征後は福島コースを待っていたようなローテーションでした。
やはりこのコースは合うようで、飛びも危ないところはありませんでした。
勝ち馬が強かったので、もう順番待ちといえる存在です。

ブリンカーを着けて臨んだトーアモルペウスが3着でした。
最初の障害で接触する場面もありましたが、序盤は中団で脚を溜めるレース。
鞍上の指示に従うようにはなり
「前進気勢も出てきた」(石神深一騎手)
ようですが、勝ち馬にはコンマ3秒差、届きませんでした。
それでも4着以下には大差(1.9秒)をつけており、次も上位争いだと思います。

2番人気のシゲルタヌキは5着でした。
やはり8ヶ月ぶりの休み明けで息が持たなかったようで
小坂忠士騎手のレース後のコメントも、そのような内容でした。
ハナを切ったものの後続に突かれる厳しい展開でもありました。
一度使ったことで、次は上積みに期待したいです。