JRAから発表される出馬表ですが、木曜日の夕方にズレこんだことで
こちらの更新も少し遅くなりました。
システム障害とのことでしたが、復旧に尽力された方々には
お疲れさまでしたと、伝えたいです。

馬券も即PATで買っているので、ごくたまに
「入金ができない」
といった不具合もあります。馬券を買って楽しめているのは
そういった時に迅速に対応してくれるインフラエンジニアのおかげだと
思っています、本当に頭が下がります。

さて、今週から障害戦は従場の福島での集中開催となります。
土曜日は4レースが未勝利、5レースがOP平場。
日曜日は4レースに未勝利が組まれています。


・4月6日(土)福島4レース 芝2750m 発走11:20
(美浦)
デルマヤクシ
→112秒4 3/13・伴【芝/短】
レヴォリオ
→114秒9 3/13・草野【芝/中】
クリノキューチャン
→113秒8 3/27・水沼【ダ/-】
(栗東)
リレーションシップ
→106秒4 1/4・高田【芝/短】

初障害馬は東西で4頭となります。

デルマヤクシの母はチリエージェ。
その最初の仔は芝の短距離重賞を3勝したハクサンムーンです。
デルマヤクシも芝の短距離で2勝を挙げての入障となります。

レヴォリオは2020年に2歳時にJRAでデビューしましたが
期間内で勝ち上がれず、盛岡に移籍。そこで3戦2勝を挙げて
JRAに再転入をしました。昨年1月には小倉での1勝クラスの特別戦、
日田特別を10番人気で勝利しました。
母のブリュメールも障害戦を2006年に3回走ったことがあり
また、この馬の兄のヴィンセンツイヤーも障害出走歴があります。
母も兄も障害戦は勝てませんでしたが、レヴォリオは一族初の
障害戦勝利を目指します。

関西馬のリレーションシップは斉藤崇史調教師の管理馬。
高田潤騎手が障害試験から調教をつけていますが
この騎手と調教師のコンビで障害戦に臨むのは初となります。
平地では2017年3月の1000万下のオウケンゴールドと
リレーションシップの前走の日経新春杯と、そもそも2回しかありません。
斉藤厩舎の障害馬は、コウユーヌレエフでコンビを組む森一馬騎手との
コンビの印象が強いですが、高田騎手と組んで、どうなるでしょうか。


・4月7日(日)福島4レース 芝2750m 発走11:15
(美浦)
ショウナンマリオ
→112秒1 12/20・上野【ダ/中】
モンテイゾラ
→108秒5 1/24・伴【ダ/-】
ポピュラーソング
→115秒3 3/6・草野【ダ/-】
(栗東)
テイエムマジック
→96秒2 11/23・難波【ダ/中】
アンクルブラック
→95秒3 1/18・高田【ダ/中】
ムーンスター
→99秒4 3/7・小牧加【ダ/-】

日曜の未勝利戦は東西とも3頭ずつ、計6頭が初障害を予定しています。

モンテイゾラは平地を9戦。勝ち星は川崎での交流競走のみで
JRAでの勝利はありません。
父のイスラボニータの産駒で障害戦を勝っているのはパーカッション1頭のみ。
ただし、この馬は初めての障害戦でいきなり勝利しました。
まだ産駒は4頭しか入障していません。(モンテイゾラで5頭目)
傾向は分かりませんが、試験の合格時の時計も早いので気にしておきたいです。

土田稔調教師が管理するポピュラーソング。
試験は草野太郎騎手で合格しましたが、先日の落馬負傷で草野騎手が戦線離脱。
レースでは水沼元輝騎手が騎乗予定です。
この騎手と調教師のコンビは、アルカンサスで10回出走しています。
2着と3着が1回ずつという結果が残っています、この馬ではどうなるでしょうか。

関西馬、テイエムマジックに騎乗予定の難波剛健騎手は今週からレースに復帰。
昨年12月の阪神での障害戦で落馬した際に、第4胸椎の椎体骨折という
大ケガを負いましたが、そこからの復帰戦となります。
まずは無事に……ということを願いたいです。

アンクルブラックを管理する高橋亮調教師ですが、かつては障害戦では
メイショウヤエヤマ、サトノファイター、メイショウアルトといった馬たちで
OPクラスを賑わせていましたが、厩舎自体が障害戦を使うのは
2023年8月のハイエナジー以来となります。
イクイノックスを輩出したキタサンブラックですが
障害戦でもエコロデュエルがグランドジャンプの有力馬としてスタンバイ。
ただし、産駒の勝ち馬としてはエコロデュエル1頭のみとなっています。