9日土曜日は阪神スプリングジャンプが行われましたが
この日は北沢伸也騎手の引退セレモニーもありました。
昨年の京都での重賞レースの日には熊沢重文騎手の引退式が。
障害競走で長らく活躍された方の引退は、淋しい気持ちになります。
北沢さんの次のステージでの活躍もお祈りしたいと思います。

こちらのBlogでは、日曜日に中山で行われた未勝利戦を振り返ります。

・3月10日(日)中山4レース ダ2880m
(美浦)
ボールズピラミッド
→8人気/8着
(栗東)
ブラビオ
→7人気/2着

勝ちタイム:3分13秒2(晴・芝:やや重/ダート:やや重)

勝ったのは3番人気のプリエヴェールでした。
障害戦は5戦目でしたが過去に2着になった際はハナ。
今回もその時以来の先頭に立つレースとなりました。
「揉まれ弱いので」
というレース後の石神深一騎手のコメントがあったように
ハナに行き切ったことで力を出し切りました。
ラストの脚は止まっていましたが前半の貯金で逃げ切りました。
これで石神騎手はJRA通算200勝のメモリアルでした。

2着は初障害だったブラビオ。
4~5番手で流れに乗りながら、飛越も悪くなかったです。
最後までしっかり脚を残していました。
勝ち馬から2.5秒と離されましたが、次も期待できると思います。

2番人気のサンマルグレイトが3着。
勝負所の2周目3コーナー手前からスパートするものの
逃げ馬との差を詰められませんでした。
逆に4コーナーではこの馬より後ろにいたブラビオに差されての3着。
飛越は悪くなかったですが、この日は展開に泣かされた感があります。

半年ぶりのレースとなったタイセイモンストルが5着。
馬体重はプラス12キロと、太目残りだったようにも見えました。
飛越は慎重なタイプで、障害のたびに置かれてしまいました。
流れに乗って飛び負けない飛越ができれば、差は詰まると思います。