今年のJRA最初のG1競走が終わりました。
ペプチドナイルがフェブラリーステークスを勝利して幕開け。
「2024年、全G1競走の馬券完全的中」
という壮大な夢は、最初で終わってしまいました(苦笑)

障害戦は土日で計3鞍。
土曜5レース、日曜4レースの未勝利戦を振り返ります。


・2月17日(土)小倉5レース 芝2860m
(美浦)
トーセンウォルト
→12人気/10着
(栗東)
ゴライコウ
→5人気/11着
エナジーポコアポコ
→6人気/4着

勝ちタイム:3分11秒0(晴・芝:良)

初障害馬で馬券になった馬は居ませんでした。
結果として上位人気3頭が、人気順に入線でした。

勝ったのはクラップサンダー。
障害3戦目で、3着→2着→1着と着順を上げていきました。
この未勝利戦の前に行われたOP平場でオールザワールドが勝利。
1月20日の未勝利戦でクラップサンダーは、オールザワールドの2着。
力関係を考えても、ここは順当な勝ち上がりでした。

8馬身差の2着はヴァレッタカズマでした。
道中は終始、5番手で他馬に絡まれることもない位置でした。
最終障害手前からスパートして末脚を伸ばしてきました。

3着のケンアンビシャスはゲートでうるさい面を出しましたが
スタートすると逃げ馬をマークするポジション。
2周目の向こう正面では飛越の際にフラフラする場面もありました。
まだ障害2戦目、飛越がもう少し上達すれば際どい勝負になると思います。

初障害戦だったゴライコウですが、このレースのあと、2月21日に
JRAの登録を抹消、地方競馬への転出が発表されました。


・2月18日(日)小倉4レース 芝2860m
(美浦)
ローディアマント
→9人気/8着
(栗東)
ヴァトレニ
→4人気/10着

※参考
(美浦)
ユキノグローリー
→5人気/7着

勝ちタイム:3分10秒6(晴・芝:良)

日曜日の未勝利戦も、上位人気馬が人気順に入る順当なレースでした。

勝ったのはクリノクオン。レインボーライン産駒のJRA初勝利となりました。
主戦の上野翔騎手から、金子光希騎手への乗り替わりでしたが
障害4戦目ですが、飛越がとても上達しているのが見て取れました。
まさに完勝といえる内容で、未勝利を卒業しました。

2着アスターディゴンも障害4戦目でした。
襷でのテイエムクロマルの落馬の影響で位置を下げてしまった感が。
それでも結果として2着まで来れたのは力がある証拠。
次走も楽しみになりました。

3着はソリタリオでした。
人気先行のイメージでしたが、ようやく結果が伴いました。
中団追走で、飛越は問題はありませんでした。
それでも平地OP馬のわりに、使える脚は限られていた感があります。
2着馬とは7馬身ありました、次も人気するかもしれませんが
相手関係によっては慎重に考えた方が良いかもしれません。

以下、雑記に近いのですが書き留めておきたいことがあります。
2月18日の2着馬・3着馬は12月28日の阪神の未勝利戦にも出走していました。
そのレースに走っていた馬が、後になって好走をしています。
12月28日の未勝利戦の出走馬を、まとめておきます。
ちなみに勝ち馬はドンカルロでした。

2着オールザワールド
→次走1/20・未勝利1着、次々走2/17・OP平場1着

3着クラップサンダー
→次走1/20・未勝利2着、次々走2/17・未勝利1着

4着アスターディゴン
→次走1/21・未勝利4着、次々走2/18・未勝利2着

5着ファルコニア
→次走1/28・未勝利2着

6着アルカンサス
→次走2/11・未勝利5着

11着ソリタリオ
→次走2/18・未勝利3着

勝ち馬のドンカルロは勝ち上がり後、まだレースに使っていませんが
出走することになったら、少し気にしたいと思います。