いよいよ今年最初の、JRAのG1競走が行われます。
つい先日、年が明けたばかりだと思っていましたが
あっという間にもうフェブラリーステークスです。
今年は地方競馬から3頭の遠征があります。
メイセイオペラ以来、25年ぶりの地方馬によるG1制覇の
期待がかかります。

障害戦は今週も小倉で3鞍です。
土曜日は4レースがOP平場、5レースが未勝利。
日曜日は未勝利戦が4レースに組まれています。
今週は落馬による乗り替わりが発生することなく
全人馬が無事にレースを終えてもらいたいです。


・2月17日(土)小倉5レース 芝2860m 発走12:10
(美浦)
トーセンウォルト
→117秒1 2/7・高野和【芝/中】
(栗東)
ゴライコウ
→98秒6 11/16・小牧加【ダ/中】
エナジーポコアポコ
→101秒6 2/8・中村【ダ/短】

初障害馬は合計で3頭です。

関東馬、トーセンウォルトは小桧山悟調教師の管理馬。
厩舎の所属騎手である高野和馬騎手が試験を受けて
合格をさせていますが、レースでは伴啓太騎手が騎乗予定です。
小桧山調教師と伴騎手のコンビは過去に平地で1勝。
障害戦でのコンビは、先週日曜日に騎乗したライアンに続いて2回目です。

ゴライコウは2歳時に中京での未勝利戦を勝った後に
門別でのJBC2歳優駿に勝利、重賞ウイナーとなりましたが
その後は着順も大きくなり、このタイミングで入障となります。
管理する新谷功一調教師は2020年の開業以来、障害戦は未勝利。
過去に15回出走させて、3着2回が最高着順となっています。
厩舎として初の障害戦勝利となるでしょうか。

エナジーポコアポコは半姉のエナジーロッソも障害経験馬。
2022年10月の東京競馬場での初障害戦ではミッキーメテオの2着。
その後、障害3戦目で初勝利を挙げています。
姉はホッコータルマエを父に持っていましたが
エナジーポコアポコの父はビーチパトロールに変わります。


・2月18日(日)小倉4レース 芝2860m 発走11:15
(美浦)
ローディアマント
→114秒5 12/13・蓑島【芝/‐】
(栗東)
ヴァトレニ
→101秒9 2/8・森一【芝/短】

初障害馬は2頭です。

ローディアマントは平地を6戦使いましたが、3着が最高着順。
期間内に勝ち切れず、障害入りとなります。
管理する尾関知人調教師は近年ではサンティーニが障害で2勝。
厩舎としては五十嵐雄祐騎手を起用する機会が多いですが

ローディアマントの試験は簑島靖典騎手、レースでは大庭和弥騎手が騎乗予定です。

ヴァトレニは重賞勝ちこそありませんが、平地で6勝を挙げているOP馬。
2021年には札幌芝1500m戦で3連勝したことがありました。
父はグラスワンダー。この産駒が障害戦を走るのは
2018年7月のハッスルボーイ以来となります。
(産駒の最後の障害戦勝利は2017年2月のブリリアントミノル)

なお、この日に出走予定のユキノグローリーは再入障となります。
栗東の南井克己厩舎に所属していましたが、解散にともない転厩。
前走の平地戦は美浦の石毛善彦厩舎から出走していますが
そもそもそのレースも2年以上の休み明けでした。
南井厩舎所属時に、障害未勝利で2着の経験がありますが
久しぶりの障害戦でどんなレースを見せるでしょうか。
※参考
(美浦)
ユキノグローリー
→116秒8 1/24・草野