次の週末のJRAの出走馬が確定しましたが
関東地方は日曜に雪の予報が出ています。
交通機関への影響も心配されています。
杞憂に終われば良いですが、天気予報も気にしながら
週末を迎えることになりそうです。

障害戦は今週も小倉で土曜日2鞍、日曜日1鞍。
土日の4レースに組まれている未勝利戦を取り上げます。


・1月20日(土)小倉4レース 芝2860m 発走11:20
(美浦)
ゴールドブリーズ
→113秒6 1/4・石神【ダ/中】
キタノブレイド
→116秒2 1/4・上野【ダ/短】
(栗東)
ノイアーターク
→103秒4 1/4・中村【ダ/-】

初障害は3頭。
どの馬も、試験に合格した騎手とのコンビでレースも出走予定です。

ゴールドブリーズは平地で20戦3勝。
全て中山のダート1800mで勝利を挙げました。
父のトゥザワールドの産駒は障害戦では結果が出ていません。
出走機会は3頭で計5回ありましたが全て2ケタ着順です。

キタノブレイドを管理する萱野浩二調教師の障害戦での
最後の勝利は2021年11月、福島でのカガフラッシュ。
今回は上野翔騎手で実戦に向かいますが、この調教師・騎手の
コンビは10戦全て着外というのは、気になるデータです。

安田隆行調教師は2月いっぱいで定年となりますが
先日の愛知杯をミッキーゴージャスで制して勢いがあります。
ジャンプレースにも明るく、フリーフリッカーやダイシンクローバーなど
障害のOP馬を多く管理しています。
今回レースに臨む中村将之騎手とのコンビは過去10年ではなく
珍しい組み合わせとなります。


・1月21日(日)小倉4レース 芝2860m 発走11:20
(美浦)
カースソーサラー
→113秒2 1/4・五十嵐【芝/-】
トーアモルペウス
→111秒4 1/4・石神【ダ/-】
(栗東)
メイショウオキビ
→102秒8 12/14・森一【ダ/中】

日曜日の初障害馬も、関東馬2頭、関西馬1頭の3頭です。

カースソーサラーを管理する奥平雅士調教師の
障害戦の最後の勝利は2013年と、かなり遠ざかっています。
昨年もニシノソワレで2着はありましたが、1着となると
2013年6月のアイアムエレガントが最後です。

トーアモルペウスは平地を5戦しましたが、勝ち上がれず。
母のトーアヒミコも現役時代は平地で勝てず
障害転向し、8戦目で障害未勝利を制覇。
その時は石神深一騎手でしたが、奇しくもトーアモルペウスの
今回の鞍上も、石神騎手となっています。

関西馬、メイショウオキビの父はトウケイヘイロー。
2013年は鳴尾記念→函館記念→札幌記念と芝2000mの重賞を
3連勝した夏馬のイメージがあります。
産駒が障害戦を走るのは、このメイショウオキビが初めて。
どんな結果になるでしょうか。