今週のG1競走はマイルチャンピオンシップ。
90年代の競馬を知っている方には共感してもらえるかもしれませんが
創設当初は「日本で一番堅く収まるG1レース」と言われていましたが
トロットサンダーの2着にメイショウテゾロが突っ込んで

大穴となった記憶が蘇ります。今年は堅いか、波乱か……。

予想も難しそうです。

障害戦は福島で、土日で3鞍行われます。
土曜日4レースが未勝利、5レースにOP平場戦。
日曜日は4レースに未勝利が組まれています。


・11月18日(土)福島4レース 芝2770m 発走11:15
(美浦)
シュマンドロワ
→119秒1(良)9/27・水沼【芝/-】
レイメイ
→118秒1(良)11/1・大江原【ダ/中】
(栗東)
ベレヌス
→100秒9(良)9/21・小牧加【芝/中】
アスターディゴン
→103秒4(良)11/2・黒岩【芝/短】

土曜日4レースの未勝利戦、初障害馬は4頭です。

シュマンドロワを管理する加藤和宏調教師。
障害戦は近年不振が続いており、連対馬となると2019年5月の
ビレッジソングの2着まで遡ることになります。
管理馬の入障がないわけではありません。
ダウラギリ、エスタンピージャ、ホウオウカトリーヌといった馬たちが

障害戦には使われていますが、この馬はどうでしょうか。

平地の重賞勝ち馬の入障となる、関西馬のベレヌス。
小倉で行われた中京記念を勝っていますがその年は芝1800m戦でした。
父タートルボウル産駒といえば、初障害戦でいきなり
サダムドミニックやオラコモエスタスが勝利を挙げています。
平地の脚があるのは証明済です、初戦から好勝負となるでしょうか。


・11月19日(日)福島4レース 芝2770m 発走11:15
(美浦)
パーリーブラック
→116秒1(良)10/25・草野【芝/-】
ココロノエンジェル
→113秒3(良)11/1・上野【ダ/-】
(栗東)
カルストントラスト
→102秒3(良)9/21・小野寺【芝/-】
ビップランバン
→98秒1(良)11/2・難波【芝/中】

日曜日の初障害馬も、土曜日と同様、東と西で2頭ずつです。

ココロノエンジェルは2020年に栗東・今野貞一厩舎からデビュー。
期間内で未勝利を勝ち上がれずに名古屋競馬に転出。
その後にJRAに戻った際は栗東の藤澤則雄厩舎に所属しましたが
今回は美浦・石栗龍彦厩舎に転厩しての初戦となります。
中央・地方合わせて32戦して名古屋で4勝を挙げています。

ビップランバンは栗東の清水久詞厩舎の所属。
キタサンブラックのイメージも強いこの厩舎ですが障害戦にも明るく
ホッコーメヴィウスやマイネルレオーネといった現役の活躍馬が居ます。
ビップランバンの半兄には重賞勝ち馬のムスカテールやグロンディオーズがおり
長距離を得意としている血統背景があります。
その血を障害戦で活かせるでしょうか。