今週は3歳牝馬路線の最終戦、秋華賞が久しぶりに京都で開催となります。
注目はもちろん、牝馬三冠にリーチをかけているリバティアイランド。
京都の芝2000mは特殊なコースとも言われます。
関西圏のトライアル、ローズステークスはワンターンのコース形態ということもあり
負けた馬からの巻き返しにも注意しておきたいです。
今週から3場開催となり、障害未勝利は新潟での施行となります。
未勝利戦は土曜日に2鞍、そして日曜日は東京ハイジャンプが行われます。
・10月14日(土)新潟1レース 芝2850m 発走09:50
(美浦)
ランドオブリバティ
→112秒1(良)7/19・草野【芝/中】
ブラックボイス
→115秒9(良)8/9・石神【芝/中】
(栗東)
エイカイステラ
→105秒4(良)9/7・小牧加【芝/中】
ヴィジュネル
→96秒6(良)9/21・中村【芝/短】
メモリーズオブユー
→100秒4(良)9/28・難波【芝/中】
ヘイセイメジャー
→100秒7(良)9/28・小野寺【ダ/短】
フィルムスコア
→103秒8(良)9/28・平沢【芝/短】
タガノチョコラータ
→100秒9(良)9/28・黒岩【ダ/中】
初障害馬は東西で8頭ですが、全馬、試験で合格した際の騎手が乗ります。
ランドオブリバティは2歳暮れのホープフルステークスでの
4角逸走で有名になってしまいましたが、姉のリバティハイツは
桜花賞トライアルのフィリーズレビューを勝っている良血です。
鹿戸雄一調教師は今年の8月に、ヴィアメントが初障害で勝っていますが
その時と同じ、草野太郎騎手が試験だけでなくレースでも手綱を取ります。
ヴィジュネルの96秒台の試験タイムは目立っています。
当Blogで何度も触れていますが、早いタイムだからといって飛びつくのは
大変危険でもあるので直前の気配も含めて、検討したいところです。
ちなみに父マクフィの産駒の障害戦の成績は、未勝利。
最高着順は、2022年12月のランドフェニックスの2着となっています。
フィルムスコアを管理する平田修調教師は、今年9月にプラチナドリームで
障害未勝利を勝っています。この厩舎は黒岩悠騎手を起用することが多く
タガノペルマネンテやオレンジオレンジでコンビを組んでいますが
平沢健治騎手とのコンビは、開業以来、初めてのようです。
タガノチョコラータは3歳牝馬。平地で8戦1勝の成績で入障となります。
管理する角田晃一調教師は、日曜の重賞(東京ハイジャンプ)に
サイードを出走させるなど、障害に明るい調教師といえます。
タガノチョコラータの父アメリカンペイトリオットの産駒の障害戦成績は
パワータイショウ1頭が2回走って、2度とも着外となっています。
父に障害初勝利を届けられるでしょうか。
・10月14日(土)新潟4レース 芝2850m 発走11:25
(美浦)
セブンフォールド
→112秒1(良)7/19・伴【ダ/-】
スクリーンプロセス
→117秒1(良)7/26・石神【ダ/中】
ロスコフ
→116秒5(やや重)10/4・草野【ダ/中】
(栗東)
クリノマイスター
→100秒7(良)9/21・中村【芝/-】
ユーカリグニー
→103秒3(良)9/21・難波【ダ/-】
4レースの障害戦も、5頭が初障害戦を予定しています。
セブンフォールドは伴啓太騎手が試験を合格させましたが
レースでは小野寺祐太騎手が騎乗予定です。
黒岩陽一調教師と小野寺祐太騎手のコンビは
近年ではドゴールとニューツーリズムで2勝を挙げているほか、
フライクーゲルやヒロキングでも勝っています。
先日、種牡馬引退が発表されたスクリーンヒーローですが
その産駒のスクリーンプロセスが入障初戦を迎えます。
平地では17戦2勝、その2勝とも道悪での中山ダート1800m戦でした。
過去にはトラストが障害で4勝を挙げる活躍をしましたが、それ以後は
ウインスラーヴァ、マイネルパラディ、ゴールドフレームと勝ち馬は
輩出していますが複数回、勝利を挙げている馬はいません。
大根田裕之調教師と平沢健治騎手といえば、イロエンピツのイメージが強いですが
調べた限りですが、このコンビでの勝利はまだありません。
ユーカリグニーは、この調教師と騎手のコンビとなります。
良い結果となるでしょうか、注目です。