3連休の競馬は、古馬のG1路線に続くステップレースもあれば
日曜日の「13レース」ではジョッキーベイビーズも行われました。
将来の夢は騎手、という子もいました。
何年後かに、競馬のレースに乗っている可能性もあるかもしれません。

この3日間開催の障害戦は1日1鞍、ありました。
こちらでは土曜日と月曜日の未勝利戦を振り返ります。


・10月7日(土)京都4レース ダ2910m
(美浦)
クリノクオン
→9人気/4着
(栗東)
ミキノプリンス
→6人気/8着
ダノンクロム
→4人気/7着
テイエムフォンテ
→5人気/10着

勝ちタイム:3分20秒6(晴・芝:良/ダート:良)

初障害馬で馬券に絡んだ馬はいませんでした。

勝ったのは1番人気、障害5戦目のファジュルでした。
終始、飛越は安定しており、レースぶりが成長しているのが見て取れました。
8馬身差をつける圧勝でしたが、父サトノアラジンにとって
産駒の障害戦、初勝利でした。

2着はハナを切ったブリエヴェールでした。
前半から折り合いに苦労した分、最後は脚が止まってしまいました。
障害2戦目で着順も良くなりましたが、前半でリラックスして走れると
次も好勝負になりそうです。

3着と4着は3歳馬が入りました。
アズマサクラエモンは障害2戦目。9月の阪神での初障害戦では9着でしたが
レースを覚えたことで前半に脚をうまく溜めて、勝負所でポジションをあげるレース内容。

4着のクリノクオンは初障害でしたが、最後まで諦めずに走れていました。
レインボーライン産駒としても初の障害戦の出走でしたが、いきなりメドを
立てた内容だったと思います。


・10月9日(月)東京4レース ダ3000m
(美浦)
ユイノオトコヤマ
→3人気/5着
クリノグリゴロス
→12人気/12着
セイウンデイスター
→5人気/10着
(栗東)
ドンカルロ
→6人気/2着
ウラエウス
→7人気/6着

勝ちタイム:3分27秒1(雨・芝:やや重/ダート:重)

月曜日の障害戦は雨中でのレースとなりました。

勝ったのは1番人気のイバルでした。
最終障害で危ない場面がありましたが、すぐに立て直して
直線では7馬身差をつける圧勝。平地力も活きたレースでした。

初障害馬のドンカルロが2着となりました。
障害試験は合格したものの、専門紙の短評は【踏切り不安定】と
書かれているものもありましたが、レースではそういった不安は見せず。
実戦に行って良いタイプかもしれません。
3歳馬でまだ伸びしろもありそうですし、先が楽しみです。

2番人気のニシノソワレが3着。
ハナを切る積極策で、力は出し切れた内容だったと思います。
ここまで障害戦は3戦で、全て東京コースでの出走となっています。
この後は置き障害の競馬になるかと思います、そこでの対応力が
求められそうです。

初障害ながら3番人気に推されたユイノオトコヤマは5着でした。
内々を追走し、2周目3コーナーで狭くなるところもありましたが
最後まで諦めず走れていたのは好内容だったと思います。
次走はさらに前進が期待できるレースぶりでした。