秋のG1戦線が開幕、スプリンターズステークスはママコチャが制しました。
金子真人オーナーはブラックホーク以来のスプリンターズステークス制覇。
この方と武豊騎手は「平地G1完全制覇」が話題になる、数少ない関係者です。
いつかコンプリートするのではないかと思ってしまいます。
さて、障害戦は先週は土曜日の未勝利戦1鞍のみでした。
そちらを振り返ります。
・9月30日(土)中山1レース ダ2880m
(美浦)
オブデュモンド
→9人気/13着
トランペットシェル
→12人気/10着
ワンダーウォール
→13人気/12着
ヤマニンガラッシア
→5人気/中止
勝ちタイム:3分12秒7(曇・芝:良/ダート:良)
初障害だったヤマニンガラッシアは鼻出血のため競走中止となりました。
勝ったのは4番人気のブリヨンカズマ。
札幌での平地戦を一度叩いての、再入障でした。
スタートでバランスを崩しかけましたが、そこから立て直しての追走。
飛越では前の馬とぶつかりそうな場面もありましたが、最後まで気を抜かず
逃げ馬を競り落としての勝利。
未勝利では5戦してすべて掲示板に載る安定株でもありました。
OPでも相手なりに走れるタイプかもしれません。
2着はハナを切ったエンデュミオンでした。
道中は並ばれる場面があっても、飛越の巧さで前は譲りませんでした。
障害戦は中山で2戦使われ、3着・2着と好走が続きました。
飛びのセンスはありそうですし、未勝利なら次も好勝負とみます。
障害2戦目のワールドスケールが3着。
こちらも初戦から着順も上げましたが、勝ち馬との着差も詰めました。
スタートの出遅れが痛かったようにも見えましたが
こちらも障害馬としてのセンスが高そうです。
直前の乗り替わりというアクシデントがあったアイスジャイアント。
急遽の乗り替わりとなり、返し馬もできないまま騎乗した水沼騎手は
大変だったと思います。8着でしたが、今回はノーカウントで良いと思います。