この前の土日で「冬の小倉開催」が終了。
小倉での障害戦もこの時期の風物詩になりつつありますが
終わってみると、あっという間でした。
道悪での開催も多かったので、重馬場の巧拙が
差を分けたレースもあったと思います。
改めて、良馬場で見直せるかなど
開催通しての復習も、個人的にはやろうと思っています。
その小倉での障害戦は先週は3鞍。
初障害馬の出走があった、土曜の4レースを振り返ります。
・2月25日(土)小倉4レース 芝2860m
(美浦)
マルス
→11人気/10着
勝ちタイム:3分13秒2(曇・芝:やや重)
初障害だったマルスは10着でした。
勝ったのは7番人気、伴騎手騎乗のヒストリノワールでした。
ゲートは悪く後ろからになりましたが、襷を抜けて先頭へ。
前進気勢が強く、折り合いを欠いてしまいそうでした、そこは伴騎手が
上手くなだめていました。最終障害では2着馬に交わされるも
差し返しました。とても巧いレース運びでの勝利でした。
3番人気のシゲルキンセイが2着。
他馬を気にするところがある、というコメントもあったこの馬にとって
大外枠は良かったかもしれません。
ただ向こう正面では3頭が並走、その真ん中のポジションだったので
「プレッシャーがきつかった」という加矢太騎手のコメントがありました。
最後、競り負けたのはその影響だったかもしれません。
3着は約半年ぶりの実戦となったハイオソラール。
昨夏の小倉戦で2着になった以来のレースでしたが、さすがに勝負どころで
後れを取ったのは休み明けの影響だったかもしれません。
使った上積みが次走はありそうです。
次走で注目したいのは5着だったアコルドエール。
序盤は口を割りながら行きたがる素振り。
それでも前に行けることは分かったので、障害戦のペースを覚えて
折り合って走れたら、未勝利なら好走できると思います。
そういった調教を陣営はしてくると思うので、しばらく追いかけたいです。