3日間開催も終わり、今年最初の障害戦も行われました。
土曜日の中山新春ジャンプステークスは森一騎手が
5年連続で連対という記録を作りました。
年明け最初の障害戦として施行されることが多いですが
森一騎手はここで弾みを毎年、つけているのかもしれません。

こちらのBlogでは日曜日の未勝利戦を振り返ります。


・1月8日(日)中山4レース ダ2880m
(美浦)
ヴェスターヴァルト
→10人気/中止
ピースディオン
→8人気/10着
セイウンフィーバー
→14人気/8着
ショウナンタイジュ
→9人気/中止
(栗東)
メイショウコホク
→12人気/7着

勝ちタイム:3分15秒4(晴・芝:良/ダート:良)

競走中止が4頭も出てしまいました。
初障害だったヴェスターヴァルトとショウナンタイジュは人馬とも異状なし。
上野騎手は左肩の負傷、グラスディアブロは浅屈腱不全断裂という
発表がありました。

勝ったのは1番人気のスマートキャノンでした。
5戦走った平地レースでは全て2ケタ着順と、平地力は無い馬でしたが
最後の直線の入り口では仕掛けを遅らせることでインから差し切り。
飛越の巧さや加矢太騎手の3キロ減も上手に活かしました。
これで加矢太騎手は区切りの10勝目です。

障害2戦目の関西馬、ビクトリーシューズが2着。
初障害戦は斜飛する場面もありましたが、一度レースを使ったことで
慣れたことでレースぶりが良化。前方の落馬も上手く回避しました。
一度は抜け出しましたが、内をすくわれてしまいました。

3番人気のブルメンダールが3着でした。
積極策で馬を出していき、早め先頭で粘り込みを図りましたが
最後は脚が上がってしまいました。
それでも、折合い面での進境が見られたことは収穫でした。

あわやの見せ場を作ったオノーレペスカは明け7歳の牝馬ですが
4着と好走しました。
テン乗りの草野騎手とのコンビでしたが、やはり馬券圏内に入るには
もうワンパンチが足りませんでした。
この後は障害戦は小倉に舞台を移します。昨年の冬は小倉で3着に
好走したこともありますが、時計面での限界もありそうなので
慎重に見極めが必要だと思います。