週末に、くまざわのりこさんという…何だろう、職種の説明が難しいのだけど、クリエイター(?うわぁ、テキトー過ぎるあせる)の方の個展に行って来ました。

今回の展示の一部(会場となったギャラリーのHPより)
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くまざわさんとの出会いを話すと長くなるので省略しますが、主に京都のお茶屋さん一保堂さんのパンフレットやデパートのショーケースなどで、作品を見ることが出来ます。

水彩の絵も描かれるし、

和紙や糸を使った絵?パネル?(カテゴリーが難しい)も作られるし、
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線画も描かれるし、
折り紙で立体的な作品も作られてます。

紋切りの要領で葉っぱを切ったあと、苺や蝶々をつけた…のかな?
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桜の花びらの1枚1枚の折り紙の取り合わせが素敵っラブラブ
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水玉の蓮の葉っぱに乗ったカエル
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作品は印刷物でしか目にしたことがなくて、それでも繊細で可愛らし過ぎない可愛らしさに満ちていてワクワクするのですが、実物を拝見すると想像以上の細やかさで震えがきますw

丁寧に丁寧に作られているのがよくわかる。

そしてくまざわさんご自身も、そんな作品そのものの生き方をしてこられたのではなかろうか、というような柔らかいオーラを纏った素敵な京おんなでいらっしゃいますドキドキ

ご自分の好きなものを、ゆっくり丁寧に作る生活、憧れますニコニコ
(いや、実際の生活は知らないので想像、妄想…)

今回の展示には一保堂さんのお茶(抹茶と麦茶…あれ?ほうじ茶だったかも汗)を頂けたのですが、お抹茶をコーヒーカップで頂きました。

敷いてあるのは、くまざわさんのお母さまが手縫いされた古帛紗。
布はくまざわさん秘蔵(?)のシルクで、写真よりももっと光沢があって素敵な生地でした。
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添えられたチョコが載っているのは、上に紹介した桜の花びらです。すてきっドキドキ
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今回の展示は一保堂さんで使用された作品ばかりを集められたということですが、他にはどちらで作品が使われているのかしら…。伺えば良かった汗

一保堂の社長夫人が、新潮社から出ている季刊誌『考える人』で連載を持たれていて、その挿絵も担当されているそうです。
『考える人』、存じ上げなかったのですが「Plain living,High thinking. シンプルな暮らし、自分の頭で考える力」をモットーとした、創刊時ユニクロの協力があったため、今も殆どの広告がユニクロ、という雑誌だそうです。

4、7、10、12月に発刊しているので今発売中のものは12月のものですが、特集が「眠りと夢の謎」。
恩田陸、池谷裕二、張競が寄稿していて、内田樹、酒井順子という私でも知ってる方々がエッセイを書いてて、大貫妙子、平松洋子、枝元なほみ、岩合光昭が連載している(他にも沢山お名前がありましたが、私が無知で存じ上げない方々でした…)、中々にそそられる雑誌のようです。

そんな錚々たるメンバーに混じって、大変失礼ながら一お茶屋のおかみさんが連載されている…渡辺都さんは何者でいらっしゃるのかしらん。

一度お目にかかったことがあるけれど、颯爽としてこれまた素敵な女性だったんだよねぇ。

くまざわさんといい、都さん(くまざわさんがそう呼んでいらしたから敢えてそう呼ばせて頂くw)といい、一保堂の他のご担当者といい、あのお茶屋さんに関わる方でお会いしたことのある方は皆さん素敵な方ばかりで、一保堂のお茶は元より大好きでしたが、ますます好きになります。

一保堂の回し者ではありませんが、一保堂をひとつ宜しく音譜

因みに、くまざわさんの個展は既に終了しております…。
早くも次回が待ち遠しいわたくしですラブラブ!