最近、そんなわけで私の中ではお能ブームが到来しております。
それを助長してるのが・・・漫画☆
朝大学初日に先生から「なかなかよく取材されている」と紹介されたのが、能楽師を主人公にした『花よりも花の如く』という作品です。
- 花よりも花の如く (1) (花とゆめCOMICS)/成田 美名子
- ¥410
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作者は私と同世代(アラフォー)なら『CIPHER』でお馴染みの成田美名子さんです。
繊細綺麗な絵は能の世界観や装束を表現するのにピッタリ![]()
まぁ若干、この方感情的にも繊細すぎるところがあって、大雑把な私の性格ではところどころ「・・・めんどくさっ」(失礼(^^;)という箇所があるものの、現役能楽師が感心するだけあっていろいろなことが細か~く描写されていて興味をそそられます。
(そして本物のお能を観たくなりますー!
)
現在8巻まで発売していて、さらに『花よりも・・・』は『NATURAL』という作品のスピンオフということなので、そちらの11巻、併せて19巻を大人買い!!
通勤時に読むとちょうど1日1巻ペースでちょうどいい。
サクサク読み進められるからか、小説を読むよりも時間が短く感じられました。集中しちゃってるのかな?
お陰で網棚に載せた日傘をそのままにして電車降りちゃったりして
(数日後無事私の元に戻ってきました。)
毎日コツコツ(?)読み進めて、昨日の第3回の授業前には19巻全部を読み終えることができましたです。
全然その必要はないんだけどね、でも、読んでいたからこそ授業で聞いたお話がより楽しく感じられたところも確かにあったのです。
成田さんは観世流の方にお話を伺いながらこの漫画を描いていらっしゃるので、昨日の授業にいらした武田先生(観世流)の見せてくださったいくつかの所作は、漫画にも「あった、あった!」という感じ(笑)
そのあたりを読んでなかなかお能って激しいんだなーと思っていたけれど、"飛びたがらない"金春流だったらこの部分はどんな風に表現しているんだろう?とか気になりました。
(面をつけると能楽師の視野は親指と人差し指でつくる丸程度しかなくなるそうです。そんな視野しかない中、装束を纏いながら台の角を飛び越えたり、宙返りみたいなことをしたりするそうです。
舞台は檜張りの床ですが、殺陣みたいなので斬られ役の時は、バッタンと後ろに倒れるとか
痛いよねぇ
)
他にも作中のエピソードがホントのことなんだな、というのは授業を聞いていると沢山あります。
作中で、視野が狭いので目測を誤って舞台から落ちちゃっても、面が割れても、何があっても何事もなかったかのように舞台は続けなくちゃいけない、というエピソードがいくつか出てきますが、実際にも、火災警報が鳴って観客が全員出てしまい、結局誤報で観客は戻ってきたけど、舞台は続いていたとか、舞台の上で例えばシテ役(主人公と言ってしまっていいのかしら?)がお亡くなりになっても、後見が後を継いで舞台を務めたとか。
(舞台の上でお亡くなりになる能楽師は少なからずいらっしゃるのですって・・・)
漫画の中で、舞台の下に甕が据えられているシーンがあって、そのときはそんなのが入っているんだな、程度にサラっと流していましたが、先生が足を踏み鳴らす所作を説明された時に、国立能楽堂(だったかなー?)をリニューアルする時に「根拠がないものだから」と甕を撤去したら能楽師からとっても不評(音の響きが悪くなった)で、結局甕を入れなおしたとか。(昔の人の知恵ってすごいですね!)
昨日の授業では金春流と観世流の袴の結び目の作り方の違いとか扇の違いなどを見せてくださったのですが、成田さんはすごく忠実に表現することに拘っていらっしゃるので(この舞のこの動きの時、後ろの太鼓は手を上げている状態かどうか、とか)、きっとその辺も細かく表現されているはず!
後でチェックしてみよーっと![]()
漫画、結構楽しい![]()
最近は大人がハマる漫画が色々あるから、別のも試してみたいわ~![]()