やわらかくてあたたかな陽が そっと差し込む部屋の片隅で


ミルクたっぷりのチコリ・ラテを飲みながら


懐かしい絵本や詩集、大自然の景色や動物の写真集などを


ぼーっと見ていることがすきだ






     ここ (Here)




   どっかに行こうと私が言う


   どこ行こうかとあなたが言う


   ここもいいなと私が言う


   ここでもいいねとあなたが言う


   言ってるうちに日が暮れて


   ここがどこかになっていく


                       谷川俊太郎








       会う (Meeting)




    始まりは一冊の絵本と ぼやけた写真


    やがてある日 ふたつの大きな目と


    そっけない こんにちは


    それからのびのびしたペン書きの文字


    私は少しずつあなたに会っていった


    あなたの手に触れる前に


    魂に触れた


                         谷川俊太郎
















雑踏をぬけて 明治神宮に立ち寄ると


ほっとする‥




神宮橋を渡って 鳥居をくぐると 広がる自然林




都心に 豊かな緑の森があることが


昔から嬉しかった‥




緑のトンネルの中をゆっくりと歩く




幼い頃‥ 七五三の時は 社殿までがとっても遠く感じたことを


ふと思い出した





自然のままの森を切り開いて そこに参道や社殿をつくったと


思い込んでいた時期があった




人がつくった跡を できるだけ残さないことを目標につくられた


人工の森だと知った時は 先人達の知恵と努力に感動した





都会の騒音のかわりに聞こえる鳥のさえずりや 風のそよぐ音‥



静かな自然の中にいると 自分の気持ちとゆっくり向き合うことができる‥




そんなささやかな時間を これからも大切にしたい





新しい年を迎えてあっという間に1ヵ月が過ぎてしまった



どんな小さなことでもいいから「気づき」のある日々をすごせたら‥と思う




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100歳になっても現役の 日野原重明医師からの言葉‥



年を重ねても いつまでも夢を持ち続けることができる人生は


とても素敵だな‥









10日の夜は 皆既月食を見ながら ラジオを聴いていた‥



外はとても寒かったけれど ラジオから流れてきた


Tom Waitsが唄う 「Grapefruit Moon」のメロディは


心を あたためてくれた





空気が澄んでいたせいか 星がきれいだった




星を見ていると 思い出す‥



北海道の大自然の中で見た 星空も‥


沖縄で波の音を聴きながら見た 星空も‥


空一面が宝石箱のように きらきらしていて とてもきれいだったけれど‥


九州の福岡で見たあの日の星空が 忘れられない‥



父の仕事の都合(転勤)で福岡で暮らしたとき


遠く離れた知らない土地での暮らしに 不安と心細さで眠れない夜は


こっそり起きて外の景色を見ながら いろいろなことを考えていた



そんなある日の夜 いくつもの流れ星が 突然降りはじめたことがあった


あんなにたくさんの流れ星を見たのは 生まれて初めてだった


まるで夢を見ているような光景の中で



きっと大丈夫‥


その時 何か目に見えない あたたかなものに 不安な心を包んでもらったような


そんな安堵感に似た 不思議な感じを覚えた




夜空を見ていると その日のことを思い出す