やわらかくてあたたかな陽が そっと差し込む部屋の片隅で
ミルクたっぷりのチコリ・ラテを飲みながら
懐かしい絵本や詩集、大自然の景色や動物の写真集などを
ぼーっと見ていることがすきだ
ここ (Here)
どっかに行こうと私が言う
どこ行こうかとあなたが言う
ここもいいなと私が言う
ここでもいいねとあなたが言う
言ってるうちに日が暮れて
ここがどこかになっていく
谷川俊太郎
会う (Meeting)
始まりは一冊の絵本と ぼやけた写真
やがてある日 ふたつの大きな目と
そっけない こんにちは
それからのびのびしたペン書きの文字
私は少しずつあなたに会っていった
あなたの手に触れる前に
魂に触れた
谷川俊太郎
