実家の物置から、ずいぶん昔に空へと旅立った父が使っていたカメラが出てきました。
何度も片付けている場所なのに、どうして今まで出てこなかったのかが不思議。
私がカメラに興味を持つようになって、「あのカメラはどこにあるんだろう」と気になっていたけど
探しても見つからなかったので
きっと、誰かにあげてしまったんだろうと思っていました。
ホコリだらけだし、中はカビだらけかも・・・。
そんなカメラの中にはフィルムが入ったままになっていました。
もしもこのフィルムで父が何かを撮影していて、運よく現像できたとしたら
逢えなくなって20年以上が経った今、父が見たものを手にとって見ることができます。
写っているのは、母?それとも子供の私たち?
先日カメラごと写真屋さんに持って行って、フィルムを取り出してもらいました。
巻いた感じが軽いので、すでに巻き取った状態なのか
途中でフィルムが切れている可能性もある、何よりも古いのでどこまで現像できるかわからないといわれたので
あまり期待はせずに現像に。
できあがった写真を取りに行ったら、色は全体的に赤身がかかったものが多かったけど
かなりの枚数がプリントされていました。
増築したためになくなってしまった庭の花の写真や、増築する前の実家の外観
そして出張先で撮った写真。
何よりのプレゼントは、その中に1枚だけ父が写っていたこと。
空に旅立つ、ほんの半年前に撮った写真のようでした。
でも、会社の人たちと笑顔で写っている父の姿は、半年後に会えなくなるなんて
思えないほど普通に写っていました。
増築後に部屋の中で撮った写真には、ちらっと母の横顔も写っていました。
父の目から見た母の姿を見ることができるなんて、本当に嬉しい。
これだけの年数が経つと、悲しいことに父の声を思い出すのが大変なんですが
手にとって見ることができる写真は、やっぱりすごいな~。
ステキなクリスマスプレゼント、ありがとう。^^
