お子が25✖️25の表を完成させた。
縦横1から25までの数字を書いて、
それを縦横で掛け算した数を書く。
最後の方は暗算じゃできないから筆算を教えたらどんどんできて、完成。625マスあるわけだ。

"これを見ればすぐ答えがわかる!"
と言ってもうそれ以降は掛け算も発散も全くやらなくなった。

しかし私はこれが正解だ!と確信した。
かなりかなりかなり塾にいれるかずっっっと悩んだ。この表を完成させる直前まで体験にいかせようとしてた。
私よりもプロに教えてもらったほうが伸びるだろうし、ずっと先まで予習もできる。

しかしやっぱりそれをやる意味って何??
何枚も何枚も毎日プリントをしないといけなくて、その意義は?

なぜ先取り学習をするのか。
それは私が思うに、
自分はできるという自信と優越感と、
来たる受験対策。

けどすでに彼にはある程度のグリッドもあるし、自分はできるという自信もある。
受験で無双するのは大切だろうけど、
それは今からする必要があるのか?
それよりも自分の好きなことを好きなようにできる今のこの貴重な時間のが大切ではないか?

更にはその計算能力は本当に必要なのか??
彼が大人になっても就職する頃にはきっとAIがやるわけでその前に人間が学ぶ必要があるのか?

ならばそれよりも、独創的な発想力やモチベーション、好きっていう熱意、
そっちのが大切じゃないか???

彼がお勉強が得意なのかそうでないのかはまだよくわからない。けどもしも得意じゃないのなら勉強より別の道を頑張って人生楽しんだほうがいい。
もしも得意なら勝手に勉強しだすだろう。


それに一番のソースは自分。
私は小3から塾に通ってたがそこで得たものは多分何もない。学歴にも1ミリも繋がってない。
抑圧的な家庭だったからかそういう子だったからは不明だけど、子どもの頃私には好きなものって本当に何にもなかったし仕方なく楽器の練習を毎日毎日して、理由もわからず中受の進学塾へ行かされていた。
そこでのお友達と遊んでる時間が楽しかっただけだった。
だから彼は同じようには育てない!!


ああいう塾で反復的に何枚も何枚もプリントやるのが楽しい人ならそれでいい。
けど彼は確実に好きじゃないはず。
むしろ勉強が嫌いになる弊害がある。

彼にとっての勉強とは別にドリルすることでも何枚も同じ問を答えることではなく、
知らないことを知ることで、
彼はすでに本当にあらゆることを知ってる。
私もオットーも子どもの頃には全く知らなかったことを沢山知ってる。
このまんまの知的好奇心を維持すればもっっっといろんな事を知れるはず。

じゃあその好奇心を保つ方法は
あらゆる体験をさせる事、あらゆる場所に行ってあらゆる疑問を持ってもらう事だと思う。
塾代で月何千円何万も払うならその分出かけたほうがいい。

定期的に確認しないと忘れてしまう。。。
うっかり塾にいれてしまうことになる。
本人がやりたいなら全然いいけど。

ちゃんともっと子どものことを見なければならない、、、と猛省。