🟩第1章|知らずに刷り込まれる“当たり前”
戦後の日本に根付いた“常識”——
それは、私たちが自分で選んだものではありません。
私たちは、日々当たり前のようにテレビを見て、学校で学び、病院に行きます。
でも、その“情報”は誰がつくり、誰が届けているのでしょうか?
ここには、決して学校では教えてくれなかった「歴史と構造」があります。
🔶GHQが作った「新しい日本人」
太平洋戦争の敗戦後、日本はGHQ(連合国軍総司令部)の支配下に置かれました。
そのときに行われたのが、戦前までの価値観を根こそぎ入れ替える“占領政策”です。
中でも注目すべきは「W・B・C」政策。
・War Guilt Information Program(戦争犯罪意識を植えつける)
・Brainwashing(洗脳)
・Control of Education(教育のコントロール)
つまり、戦争に負けたという罪悪感を植え付け、思考のベースから書き換えたのです。
🔶食・医療・農業もターゲットに
このとき変えられたのは教育だけではありません。
味噌や漬物、玄米、自然塩など、日本古来の「命を守る食」が“時代遅れ”にされ、
代わりにパン食・乳製品・精製塩・白砂糖が“先進的な食事”として浸透していきました。
学校給食に「パンと牛乳」が取り入れられたのもこの頃。
背景には、余った小麦・乳製品を売りたいアメリカの思惑がありました。
さらに医療の現場も“薬中心”の西洋医学が主流になり、
「自分で治す力」「予防」という考え方は急速に忘れ去られていきます。
🔶報道・教育・文化の土台は“彼らのもの”だった
私たちは「日本人」として育ってきたと思っていますが、実はその思考・文化・価値観の多くが、GHQにより“書き換えられたもの”だったのです。
・テレビは「都合の良い情報」しか報道しない
・学校では「真実ではなく、管理しやすい知識」を教える
・医療は「自然治癒ではなく、薬による対処療法」しか選べない
こうした構造は、現代にもそっくりそのまま引き継がれています。むしろ、テクノロジーの進化とともに、さらに巧妙になっているとも言えるでしょう。
🟩第2章|健康までも“ビジネス化”される時代
「病気が治ったら、病院は儲からない」
そんな医療システムが、いつの間にか当たり前になっていませんか?
私たちが信じてきた「健康のための医療」は、
いまや巨大なマーケットと化し、莫大な利益を生む産業になっています。
それがどんな構造か、少し覗いてみましょう。
🔶病院は「治す場」ではなく「通わせる場」?
病院の収益構造は、患者が「通い続けること」で成り立っています。
治ってしまえば、病院には来なくなり、利益が減る——
だからこそ、“治りきらない”病気の量産が進んでいるのです。
生活習慣病や慢性疾患はまさにその代表。
血糖値、血圧、コレステロール——
数値を下げる薬はあるけれど、根本的に治る治療は提供されない。
患者も「薬で管理すればいい」と思い込まされていく。
🔶製薬会社とメディアの“蜜月”
テレビや雑誌にあふれる「健康情報」や「新薬のCM」。
それらの背後には、製薬会社の巨額な広告費が存在します。メディアにとって、製薬会社は「大スポンサー」。
だからこそ、不都合な事実や自然療法は報じられず、
薬こそが唯一の“正解”として広められていきます。
🔶保険とワクチンと“命の価格”
・抗がん剤
・新薬
・ワクチン
これらには国の予算も含め、莫大なお金が動きます。
さらに、健康保険制度を通じて“皆で負担”する仕組みがあるため、個人の自費負担が少ない=危機感も薄れ、
「受けた方が得」と思わせる構造がつくられています。
また、生命保険や医療保険もグローバル資本に握られ、
“病気に備える”という発想を巧みに植え付けてきました。
結果、病気は予防するものではなく、「備えておくもの」へとすり替えられたのです。
🔶“健康”とは、本当に売買されるもの?
本来、健康とは「命の営み」そのもの。
買うものでも、誰かに管理されるものでもなく、
自分自身の“生き方”や“選択”の延長にあるものです。
でも今の社会では、「健康=商品」として扱われている。
健康食品も、サプリも、ワクチンも、保険も、すべて“ビジネス”。そんな中で、私たちは「真の健康とは何か?」を見失ってしまっているのかもしれません。
🟩第3章|子どもを狙う“教育と給食”のコントロール
私たちの未来を担う子どもたち。
その子どもたちに“何を教え、何を食べさせるか”——
それが誰かの手によって“仕組まれていた”としたら、どう感じますか?
🔶食育ではなく「食洗脳」?
学校給食は、本来“子どもの健康”を守るもののはず。
ところが、現実には
・白米+牛乳
・マーガリン入りのパン
・加工肉や揚げ物
・化学調味料の多用
など、“栄養”とはほど遠い内容が日常的に出されています。
「みんな同じメニュー」「栄養バランスは満点」
という言葉に安心してしまいがちですが、
実際には添加物・農薬・乳製品・小麦・トランス脂肪酸など、
現代病のリスクを高める食材が毎日のように供給されています。
🔶誰が給食のメニューを決めている?
給食の背後には「栄養基準」という指針があり、
それに基づいた献立が決定されます。
でもその基準は誰がつくっているのか?
多くは農水省や厚労省、そして“スポンサー企業”の意向が反映された内容。
たとえば、
・乳製品を推奨する背景には酪農業界
・白米中心の食事には農政の事情
・パン給食には小麦輸入政策
など、政治と経済が複雑に絡み合っています。
🔶“戦後教育”が刷り込んだ価値観
戦後、日本の教育はGHQ(連合国軍総司令部)の管理下に置かれ、
そこから「アメリカ型」の価値観や食文化が強制的に導入されました。
・牛乳は体に良い
・お肉を食べれば元気になる
・朝はパンと牛乳が基本
・和食よりも栄養価の高い洋食を
こうした考えは、まさに“戦後の呪縛”。
さらに、「答えを暗記する教育」
「黙って従うのが正しい」
という枠組みも同時に定着しました。
それによって、子どもたちは「違和感を感じても、疑わない力」が奪われていったのです。
🔶学力よりも、感性と直感が育たない
ファストフード、スナック菓子、甘い飲み物……
そういった食事で育った子どもは、
“感情が不安定になる”“集中力が続かない”といった兆候が見られます。
でもそれを「性格の問題」「発達障害」と片づけてしまう現代社会。本当は、腸・脳・食のつながりを知らなければいけません。
いま、感性と直感——つまり「人間らしさ」を取り戻すには、
“何を食べるか”よりも、“誰が決めたのか”に目を向けることが、第一歩なのです。
🟩第4章|なぜメディアは「本当のこと」を報じないのか?
テレビ・新聞・ネットニュース——
私たちは、日々どこからか情報を得ています。
でも、その“情報源”を、どこまで信じていいのでしょうか?
🔶スポンサーによって作られる「報道」
テレビ番組や新聞記事の多くは、スポンサーの広告費によって成り立っています。
つまり、お金を出している企業にとって都合の悪い情報は、基本的に報じられません。
たとえば——
・製薬会社の広告を載せている新聞が、薬害問題を大きく報道できるか?
・食品メーカーがスポンサーの番組が、添加物の危険性を伝えられるか?
…そう考えた時、私たちが“信じているニュース”には、
多くのフィルターがかかっていることに気づきます。
🔶「視聴率」と「不安ビジネス」
コロナ禍でもそうだったように、
テレビは「不安」や「恐怖」を煽ることで、視聴率を稼ぎます。
なぜなら、人間は「命に関わる情報」に敏感だからです。
でも、その恐怖に煽られた結果、
・必要以上に薬やワクチンを求める
・マスクや消毒に依存する
・自分の判断よりも“専門家”に従う
という心理が働きます。
それはつまり、「自分で考えない社会」への誘導でもあります。
🔶健康番組の“落とし穴”
一見、ためになるように見える健康番組も、
よく見ると“ある特定の食材”や“特定の商品”ばかりが取り上げられています。
しかも、最後には「〇〇で予防できます」「△△で元気に」といった結論。
ここにも、
・企業の宣伝
・医療やサプリへの誘導
・既存の栄養学への偏り
が見え隠れします。
“玄米や味噌がいい”なんて言う人は、まず登場しません。
それは、誰かにとって「売れない」からです。
🔶SNSは新たな「情報操作」の場
SNSでは、個人が自由に情報発信できる一方で、
AIやアルゴリズムによって、投稿の「見せ方」もコントロールされています。
・バズりやすい内容
・広告収入につながる投稿
・「炎上」や「陰謀論」と見なされる情報は、意図的に拡散されない
本当に重要な情報が「表示されにくくなる」仕組みが、
知らないうちに“正義のふりをした”AIによって運用されているのです。
🔶なぜ、ここまでして真実を隠すのか?
それは、人々が気づいてしまうと「困る人たち」がいるから。本当に健康になられたら、
・病院も
・薬も
・保険も
・加工食品も …必要なくなる。
つまり、“真実”は最大の経済的脅威でもあるのです。
🟩第5章|流行・芸能・災害で“本質”は隠される
テレビをつければ、芸能ニュース。
ネットを開けば、スポーツや流行、事件の話題。
私たちの日常は、実に多くの“話題”にあふれています。
でもその裏で、「本当に大切なこと」が報じられないまま消えていく——
そんな経験はないでしょうか?
🔶“今それ!?”のニュースの裏で
大地震、食料危機、重要法案、海外の紛争——
そういった“国民の生活に関わる本質的なニュース”のタイミングで、
なぜか「芸能人の不倫」や「スポーツ選手の話題」が取り上げられる。
あまりにもタイミングが良すぎる(悪すぎる)——
それは偶然でしょうか?
意図的に“大衆の目”を逸らされている可能性を考えるべきかもしれません。
🔶エンタメと政治の関係性
エンタメは悪くありません。むしろ、人の心を癒し、励ますものでもあります。
でも、「本質に目を向けないための装置」として使われるとしたら?
私たちは「知る権利」も「考える力」も奪われ、
ただ与えられた情報だけを追いかける“受動的な存在”になってしまいます。
🔶災害やパンデミックの陰で動く法改正
たとえば震災やパンデミックの混乱の中で、
・種子法の廃止
・水道の民営化
・食品添加物の基準緩和
・医療保険制度の見直しなど、生活に深く関わる法案が静かに通されていたことを知っていますか?
大きな混乱の裏で、本当に大事なことが見過ごされていたのです。
🔶“3S政策”の延長線にある現代
GHQが導入した「3S政策(スポーツ・スクリーン・セックス)」は、
日本人を政治や本質的問題から目を逸らすための洗脳戦略でした。
それは今も続いているように感じます。
・スポーツ観戦や応援
・芸能人のゴシップ
・SNSや動画の中毒性
これらは、私たちの注意力・時間・思考力を奪っていきます。
もちろん、適度な娯楽は必要です。
でも、それによって「考える力」を失ってはいけない——
その視点を、忘れないでいたいものです。
🟩第6章|“考える力”が奪われた社会で
「なんとなくテレビで見たから…」
「みんなが言ってるから…」
私たちの多くは、自分で考えているつもりでも、
実は“考えさせられている”だけかもしれません。
思考力が奪われた社会では、
知らないうちに、誰かの“都合のいい答え”に誘導されてしまうのです。
🔶教育は「従順さ」を育てる場所に?
日本の教育は長らく、
・集団行動
・一斉指導
・正解主義
・反抗を許さない校則や制服文化
…といった**「従順な国民」を育てるシステム**になってきました。
問いを持つ力、違和感を抱く力、反対意見を持つ力が育まれない。
その結果、「違和感を飲み込むこと」に慣れてしまいます。
🔶“違和感”をスルーする癖
・「おかしい」と思っても、言わない
・「変だな」と思っても、周囲に合わせる
・「変えたい」と思っても、動かない。これは、教育とメディアによって培われた“感覚麻痺”とも言える状態です。
でもその「違和感」こそが、真実に近づく大切な感覚。
無意識のうちにスルーしてしまう現代社会の空気が、私たちの思考を鈍らせています。
🔶情報は「調べた人」ではなく「信じた人」が負ける?
SNSや検索で、情報は山のように出てきます。
でも、「信じたいものだけ信じる」ように設計されたアルゴリズムの中で、
情報を見つけても、自分で考えて取捨選択できる人はごく一部です。
調べた人よりも、
「最初に与えられた答え」を信じ込んだ人が不利になってしまう——
そんな社会は、健全と言えるでしょうか?
🔶自分の“感覚”と“疑問”を大切に
今こそ大切なのは、
・テレビの言うことを疑ってみる
・SNSの情報を鵜呑みにしない
・「なぜそうなるのか?」を考えてみる
そうした**“思考する習慣”**を取り戻すことです。
私たちの感覚は、もともととても繊細で正確でした。
自然と共に生きていた頃の日本人は、
空の色、風のにおい、草の声に耳を傾けて生きていました。
その感覚を、もう一度取り戻せるはず。
それが、洗脳から目を覚ます第一歩になるのです。
🟩第7章|“思考停止”が作り出す未来
「面倒だから考えない」
「調べてもわからないし、誰かが決めてくれればいい」
…そんな“思考停止”が、静かに社会を蝕んでいます。
問題なのは、この状態に本人が気づかないこと。
思考停止は、自分の頭で考える力だけでなく、
自分の人生すら「誰か任せ」にしてしまう危険性を孕んでいます。
🔶“支配される人”の共通点
私たちが子どもの頃からすり込まれてきた「当たり前」は、
実は誰かの戦略だったかもしれません。
・学校で教えられたことしか信じない
・テレビで見たことを正解だと思い込む
・多数派=正義と思ってしまう
…これらの“思考の型”は、非常に都合よく操作しやすいのです。
その結果、いつの間にか
「自分で判断する力」を放棄し、
「従うだけの人間」になってしまいます。
🔶AIと情報支配の時代
今、ChatGPTをはじめとしたAIが急速に普及し、
情報はかつてないスピードで私たちに届くようになりました。
しかし便利さと引き換えに、
・自分で調べない
・自分の感覚を信じない
・答えを待つだけ…という“依存型”の思考パターンが蔓延しています。
人間が「考えること」をやめたとき、
社会はAIや権力者の“都合のよい世界”に塗り替えられてしまうのです。
🔶誰かが決めた未来に従う? それとも…
ワクチン、マイナンバー、キャッシュレス、生成AI…
私たちは次々に“新しい常識”を提示され、従うことが当たり前になっています。
けれど、その先にある未来を、ちゃんと想像したことがありますか?
・便利さの裏にある管理社会
・匿名性が消える情報の一元化
・医療や教育もAIによる統制
…私たちが「おかしい」と声を上げなければ、
この未来は静かに、でも確実にやってきます。
🔶思考する人が希望をつくる
でも、大丈夫。
「おかしいな」と思う感覚が残っているあなたは、
すでに“目覚めの途中”にいるのだから。
いま私たちに必要なのは、
・もう一度、違和感に耳を傾けること
・“本当に大切なもの”を見直すこと
・そして、自分の頭で未来を描くこと
私たちひとりひとりが思考を取り戻すことで、
情報支配の時代に“流されない未来”を選ぶことができます。
それが、自分自身を守ることにも、
子どもたちの未来を守ることにも、つながっていくのです。
