🌱「血液が変われば、すべてが変わる」
〜症状だけを見ていませんか?体は“つながり”でできています〜
「最近なんだか疲れやすい…」
「検査しても異常はないのに、ずっと不調が続く」
「いろんな病院を回っても、根本的に良くならない」
そんな声をたくさん耳にします。
でも、それは体の“ある部分”だけを見て、全体を見失っているのかもしれません。
⸻
🩸血液は“命の川”、血管は“命の道”
「血液が変われば、すべてが変わる」
この言葉のとおり、血液と血管は私たちの命を支える“根幹”の存在。
• 血液は酸素や栄養を届け
• 老廃物や二酸化炭素を回収し
• ホルモンや免疫物質を運びながら
• すべての臓器・細胞をつないでいます
まさに、血液は命の川
血管はその川を流す**命の道(ネットワーク)**なのです。
⸻
🌿ヒポクラテスも語った、“体液(血)の重要性”
医学の祖・ヒポクラテス(紀元前460年〜)は、
「体液のバランスが健康の鍵」と語りました。
「病気は体液(血液や胆汁など)の乱れから始まる」
当時の医療では、血液を含む体液を整えることこそが、本来の自然治癒力を引き出す方法とされていたのです。
⸻
🌿「木を見て、森を見失っていませんか?」
現代医療では、症状が出た場所ごとに専門科があります。
• 肌荒れ → 皮膚科
• 月経痛 → 婦人科
• 頭痛 → 神経内科
• 目の疲れ → 眼科
でも、本当にそこだけが問題なのでしょうか?
✔️ 肌トラブルの背景に腸や肝臓の負担
✔️ 月経痛の背後に血流やホルモンの乱れ
✔️ 目の不調の原因が血糖やミネラルの不足…
こんなふうに、臓器の奥にある“血液や血管”の状態が本質であることが多いのです。
⸻
🌳血管は“内なる森”
〜ファンクショナルメディスンの視点から〜
機能性医学(ファンクショナルメディスン)では、血管は“Inner Forest(内なる森)”と表現されます。
心臓、肺、肝臓、子宮…それぞれの臓器は木のような存在🌲
それを支え、つなぎ、生命を巡らせているのが――
血管という森なのです。
私たちは症状という“木”ばかりを見て、
その根っこである“森”を見落としてはいないでしょうか?
⸻
🍃東洋医学の言葉にも同じ知恵がある
「血を整えれば、気も整う」
「血は母、気は子」
これは東洋医学で昔から伝えられてきた教えです。
「気」は体の流れや元気そのもの。
その“土台”となるのが「血」――つまり血液の質と巡りです。
血液がよどめば「気」も停滞し、
やがて心身のあらゆる不調として現れます。
⸻
🌿血液と血管が整えば、体は自然に変わっていく
• 血流が良くなれば、細胞は元気になる
• 血管がしなやかになれば、ホルモンや自律神経も整う
• 血液がキレイになれば、免疫力も代謝も上がる
つまり、症状の原因は“その場”ではなく、“その流れ”にある。
だから私は、歯科の現場でも「口の中の症状」だけを見るのではなく、血液・血管=内なる森から、体を見つめることを大切にしています。
⸻
🌿おわりに|「症状」よりも、「流れ」に目を向けて
「血液の質が、その人のすべてを決める」
「体は1つ。臓器はつながっている」
「血液が変われば、すべてが変わる」
あなたのその症状は、“木”のSOSかもしれません。でも、本当に見るべきは“森”、つまり体の根っこにある流れ=血液と血管。
食事、呼吸、ストレスケア、そして自然に近い生き方。
それらが、森を育てるヒントになります🌿
体は、ちゃんと教えてくれています。
流れを整えることで、本来の生命力が戻ってくるということを🌿