自然食、自然療法の先駆者である東城百合子先生のご著書から…🌿



🌿細胞が活発になれば、病気は治る🌿

私たち人間の体は六十兆の細胞から成り立っています。
そしてこの細胞が開いた時に栄養をもらい、閉じる時に老廃物を出します。
こうした開閉運動が内臓を動かし新陳代謝を行っているから、健康に生きることができるのです。
細胞の働きが鈍くなると、毒素も排出できなければ、栄養補給もできなくなります。
こうした状態が、病気なのです。
細胞に活力を与えるのは食べものです。食べものの持つ栄養を体全体に運ぶのは血液ですが、血液が汚れるような食べ方をすれば、血液は働けなくなります。
血液が健康できれいな時は、血球は丸くしっかりとしています。ところが、酸性過多になると核が溶けてしまい、血球の形がくずれてしまうのです。例えば砂糖を多く食べると血球がくずれてしまいます。

病人の血液はほとんど酸性で、酸素の運搬や栄養の運搬ができない状態になっています。ガンになると、さらに血球の形がくずれてドロッとしてしまいます。
つまり、病気は血液のよどみがひどいほど、悪性で治りにくいということです。
とはいえ、血液は常に新生、再生され変化していますから、汚れた血液でも、食べものを正せば、正常な血液に変化し、全身の細胞も健康で活発になります。