今月で、歯科衛生士を卒業(🦷クリニックの現場から)するのですが…




10数年のブランク明けのこの数年で、多くの患者さんの口腔内を診、クリーニングさせて頂きました🦷✨


そこで気づいたことは、過去にも記事にしていますが、口腔内を診れば、普段の食生活が見えてくるんです👀‼️


見た目の年齢てありますよね~
同級生なのに、若いな~とか、老けてるな~(笑)とか。 
でも、大概、実年齢は知らないことが多いと思いますが、クリニックでは保険証があるので、実年齢を知ってしまいます。 そこで、口腔内と照らし合わせてみると、実年齢の割に歯肉や歯の状態が良い人、反対に悪い人、そんな人達に普段の食生活を聞くと、やっぱり食を大事にしていることで差が出ているのが顕著なんです。 いくら歯磨きを頑張っても、食が乱れていると虫歯が多い、歯肉炎がある、歯周病が進んでいる…。 歯磨きも、食生活も、どっちも大事なんです🦷✨


まず、健康的な口腔内の人は、大したものは作ってないと仰りながらも、添加物が苦手だから…と、買うのは高いから…と、基本家で手作りのご飯。 甘いものも食べたとしても、決まった時間に決まった量だけ。 基本、甘いものというのは、100害あって一理ないくらい、身体へのメリットはないです。 それでも、自分でコントロールできているなら良いと思いますが、今の人達は、甘いものを摂りすぎているのが、口腔内見てて顕著なんです。 人間も含めて動物は、甘いものをたくさん摂れるように身体は出来ていないのです。 甘いものが身体のストレスになっているんです。 

例えば、歯磨きがとても上手で、プラークもほとんどないのに、クリーニングすると、出血🩸する。 出血の度合い(私の経験値)にもよるので、一言で説明するのは難しいし、出血全てが当てはまるわけではないのですが、プラークがほとんどない場合はほぼほぼ甘いものの摂りすぎが原因、お聞きすると90%くらいの方々は甘いものに心当たりあり…笑



甘いものを摂ると、血糖値な乱高下、ホルモンの関係等で、痛み、炎症を助長させ、虫歯や歯肉炎を促進、また噛み締めや歯軋りも助長…。 関係ないようで、朝、顎が痛い…というのも、日中のストレスによる歯軋りもありますが、ストレスによる甘いものの摂取が増えることで、さらに痛みも助長…と負の連鎖…🌀

フロスをすると出血するようになった…
歯軋りがひどくなった…
もちろん、他にも原因はありますが、もし甘いものに心当たりがあれば、ご自身で調整してみて下さい。 変化を感じると思います。

口腔内は毛細血管が多いところなので、分かりやすいですが、血液というのは全身を巡っています。 他の臓器や部位などはなかなか気付けないですよね。 全身の疾患の予防にもなるんです。 そんな🦷クリニックは少ない。 

あと、甘いものに並んで多いのが、子供ではグミなど、大人はねり梅や、お酢など…。 酸性度が高いものは、ダイレクトに身体の中で1番硬いと言われている歯のエナメル質が溶けていきます。 
これも、見れば分かります。 白濁したり、噛んでる右側だけ溶けていたり、歯茎部といって歯の付け根に汁が溜まり、帯状に虫歯になっていたり…

先の歯肉の出血や、キシリトールのガムなどでも見受けられます👀‼️

甘いものも、ガムも、グミも、たま~に摂るのは悪くないと思いますが、実際身体に対してのメリットはありませんので、それを理解すれば、あまり口に入れたくなくなりますよね…


私は、クルマの運転が好きですが、メンテナンスやオイル交換などで、ディーラーに入庫すると、よく言われます。 運転の仕方が上手…と。 運転のテクニックではなく(笑)、クルマに対して負荷をかけてないの運転の仕方が、整備士さんにも分かるんですよね。 例えば、距離に対して(10年、14万キロ乗ってます…笑)、ブレーキパッドの減りが少ないとかで、ブレーキを無駄に踏まない運転をしているとか。 クルマ(うちはディーゼル車だから余計長持ちする)も、人間も、普段の生活やメンテナンス、正しい知識で、長く保つようにできています✨ もちろん、クルマも誰にメンテナンスしてもらうかは大事☝️✨ 







湘南を拠点に、最先端の栄養学、予防医学で、健康のお手伝いをしています🍀
 

歯科衛生士としても、もっと口腔内からのアプローチもしていきたかったし、そんな衛生士さんが増えたらいいな~とも思うのですが、現状なかなか難しいですね…


医療従事者は、現状とのギャップに悩む、そんな方達も多いんでしょうね…


とてももったいない。 日本の遅れた医療事情…⤵️