決して美容師さんに何かされたわけではないの。
ただ、とても敷居が高いところなの。
と勝手に思い込んでしまっているの。
オサレな帽子かぶったにいさんねえさんに、
キラーンとか音立てそうな笑みで話しかけられると、
どうにも石化してしまうのです。
ああそうさ、私ぁオサレとは無縁のもっさい人種さ。
オサレ人種に及び腰になってしまうのさ。
駅まで配っている美容院のリーフレットを見るたびに
テーマパークのアトラクション地図のそれを思い出してしまう私。
カメラ目線ではなく、ハサミもってお仕事してるスタッフの写真が、
パレードでドヤ顔でポーズ決めてるキャストに重なるのですよ。
トップスタイリストとかディレクターとか
オーナーとかプラス料金やら
スタイリッシュな空間とか家具にこだわってますとか
完全個室ありますとか、
私にとっては(某)超戦慄迷宮ですよ。
時間と交通費がかかってしまうけれど
引越し前の通いなれた美容院のほうが、
現在住んでる周辺の美容院より気楽。
金額も交通費足しても変わらないくらい。
家人には
「毎月行くわけでないのだから、
ちゃんとしたお店に行けばいいじゃない」
と言われますが、
お金の問題じゃないの。気持ちの問題なの。
嘘ですお金の問題でした。
バンジージャンプにお金を払って楽しめる性格だったらよかったのに。
とは言うものの怖いもの見たさで、いつかは挑戦してみたい。いつか。
・・・その間に、予約をとるという難関があるんだよなあ。
あれが、そもそものハードルだったりするのです。
と、ぐだぐだしてるうちに髪の毛伸び放題。
夏だから丸めてお団子にしてごまかせているので、さらに伸び放題。
帰省のタイムリミットが近づきつつあり、どこかには行こうと思います。