『まる×Macaron』
~ALONE~
あの日の空とは違い 今日は僕の胸に突き刺さる
痛いくらいの雨
昨日 荼毘に付されたまる
先日まで彼と通った病院に行ってきた
どうしても 先生にお礼を言いたかった
僕が まるが通った
僕の街では とっても有名な動物病院
待ち時間は いつも2時間は超える
そんな忙しい病院には
たくさんのスタッフがいることは知っていた
多くても10人くらいかなと思ってたんだケドね
今日の昼下がり 電話してみたんだ
僕 : こんにちわ まかろん★と申しますが
本日医院長先生おられます?
受付 : はい あっ まかろん★さんですネ
少々お待ち下さい
僕 : あっ 今日は大丈夫です
おられるならそれでいいんです
つかぬことお伺い致しますが
本日出勤なされてる先生はじめ従業員の方って
何人おられますか!?
受付 : え~ だいたい17~20名はいると思います
僕 : えっ そんないるんですネ!!
受付 : そうですネw 本日は全員じゃないんですケドね
どうかなさいました!?
僕 : いえ すみません ありがとうございました
びっくりした
とっても有名な病院だとはわかってはいたものの
そんなにたくさんの人がいること
それにも関わらず あんなに待ち時間が長いこと
・・・
夕方 僕が大好きなケーキ屋さんに行ってきた
そう ここには僕が好きなマカロンがたくさんある 笑
僕 : あのさぁ 20個欲しいんだケド
お姉さんのセンスでいいから用意してくんない!?
店員 : えっ 20個ですか!?
お相手は女性ですか 男性ですか??
僕 : 女の子に決まってるじゃん
こんなかわいいケーキ屋に来てオトコなんかに
20個もプレゼントしないよ 笑
店員 : ははっ 確かにそうですネw
それでは かわいくて 甘い系のものご用意致します
僕 : ははっ ジョークに決まってるじゃん
半々くらいにしてヨ
甘い系と辛い系 笑
店員 : ははっ 笑
甘い系とほんのり苦い系ですネ ♪~
ケーキの箱を5箱抱えて行って来た
食べ物を動物病院に持って行くことに
多かれ少なかれ ためらいはあったものの
何か僕の感謝の気持ちを
まるの感謝の気持ちをカタチにしたかった
彼もマカロンは好きだったから 笑
・・・
院長先生は淡々と話した
気持ちもこもってない 笑
”もう年だったからネ”
彼は以前からの知人である
診察中ということもあり 交わした言葉は
2 3言くらい おそらく1分くらいだったと思う
それでも 涙が溢れそうになった
帰り際に受付の方と少し話した
僕 : まる亡くなったんです
受付 : はい ここ数日お見えになられないと思ってました
僕 : 本当にありがとうございました
僕はもうひとつ 病院に来た理由がある
この病院に通ってる間にいつも目にしていた募金箱
10,000円入れてきた
こんなことを言うと こんなことをブログで書くと
”あなたお金持ちだね”
”そんなことブログに書くなんて信じられない”
言われそうな気もするケド
ここは僕の世界 もう誰かに気を遣って
言いたいことも 書きたいことも
書けないなんて終わりにすることにした
僕のことが嫌いなら 僕の悪口を言うなら
それでいい
僕は僕
そして 僕のことを僕と真剣に向き合ってくれる人なら
僕に直接聞いてくれるはず
”あなた そんなこと言ってるケド どうなの!?”
”あなたのウワサ聞いたけど そうなの!?”
・・・ってね・・・
アクセスの数なんかどうでもいい
読者の数なんかどうでもいい
でも ぶっちゃけ 多いに越したことはないケド 笑
僕はそんな人間じゃない
僕は 一見するとブログだけだと
勘違いされるかもしれない
海外によく行くし 泊まってるホテルもいいとこばかり
でも 違うんだ
僕には僕なりのお金の遣い方がある
海外旅行だって10万を超える旅行をしたことなんて
そんなにない 笑
いつも粘って粘って 結構苦労しながら
海外サイトで格安を探し出す 笑
同世代のサラリーマンの平均年収より稼いでない 笑
ボーナスもない 笑笑
結婚して子供がいたら こんなこと出来ないと思うw
だからしないわけじゃないケドね(・_・;)
もし僕のこのブログを読んでくれる人がいるなら
伝えたい
僕はまだまだだけど
ひとつだけ知っていることがある
生きているかぎり
この世に生を授かったかぎり
自分の力で生まれてきたわけじゃないかぎり
返していかなくちゃダメなんだ
誰だってそうでしょ!?
”僕 生まれたいから産んでよ”
そんな人間いるわけない
キレイな服を着て
キラキラした宝石を身につけて
素敵な匂いに囲まれて
それも人生だろう
でも ひとつだけでいい 100あるうちの1つでいいんだ
自分のためじゃなく
他の誰かのために
他の自分以外のもののために
何かをして欲しい
僕は まるから貰った恩は まる自身にこれから返す
そう 僕に何かをしてくれた人には
その恩はその人に返す
でも それだけじゃない
恩を送るんだよ
その人本人にじゃない 他の誰かに
”恩を送る”んだよ
まるから貰った恩は その10,000円がきっとカタチを替えてくれるから
でも それでも情けない
僕には たったの10,000円しか出せなかった
僕は 世の中 お金だと今まで一度だって思ったことはない
でも 知っている
今回も改めてわかった
それは 力のひとつの象徴であるということを
帰り際 後ろから僕を追いかけて来た
年配の方がいた
”おにいちゃん 若いのに偉いな”
”いや 僕 全然ですヨ 笑”
僕は偉くなんかなりたくない
ただ立派な大人になりたいだけ
見栄はオトコのプライド 笑
僕が持ってるのって そのくらいかな
まだまだだな
明日もガンバロ(^O^)
まる
ありがと あなたに会えてよかった
もう少し待ってて欲しい
あなたにも直接 恩を返すから
TFR
♥