『2016.3.11』
~東日本大震災が僕に残したもの~
”僕は 私は 何も出来ないけどがんばって”
去年はこの言葉が大嫌いだった
そして
”忘れないで欲しい"
と思ってた
この大震災で多くの尊い命が
失われていったことを
生活を変えたことを
1年経っても2年経っても
本当に大切なことは
まだ何も変わってないことを
被災した人ばかりじゃない
人生に悩んでる人
仕事に悩んでる人
恋に悩んでる人
みんな おんなじ
そう 僕たちは重い荷物を背負いながら
歩いて行かなくちゃいけない
生きていかなかなくちゃいけない
僕はやっとわかったよ
2年間ずっと考えて
”何も出来ないけどがんばって”
こんなに素敵な言葉は
世界中探したってどこにもない
”ここ”に住んでない人
震災を経験してない人
忘れてもらっても構わない
心からそう思える
その分 僕が 僕たちが
”ずっと”
心に刻んでいけばいいだけだから
人は忘れて行くんだよ
当たり前じゃん 笑
同じ日本人だけど
住んでいるところは違う
自分の居場所を
明るくして欲しい
あったかくして欲しい
いとしおしい人をいっぱい愛して欲しい
お空がいつだってキレイに見えるように
道ばたにたたずんでいる人がいたら
”何も言えない”
じゃなく
”大丈夫?”
それだけでいいのかもしれない
たとえ自分が何も出来なくてもね
重い荷物は決して軽くなることはない
測りにかけても 重さは
ずっと
かわらないんだよ
でも
出来ることがある
そう
みんな きっと知ってるはず
『重い荷物は決して軽くはならないけど
”もう少しがんばって
歩いていこう”と思ってもらえるように
ちょっとだけ
肩を押してあげることが出来るんだよ』
荷物が軽くなるんじゃない
ちょっと軽くなったと思ってもらえるように
勇気を与えれることができる
”本当は今ここで下ろしたいけど
あなたが言うなら
あとちょっと
あそこまで とりあえず
歩いてみようかな” ってね
これを人は何と呼ぶのか
『信じる』と言うんだよ
『愛』と呼ぶんだよ
『愛している』から『信じる』
でも それは時にカタチを変えていくのかな
『信じてる』から『愛している』ってね
そう
いとおしい人を『愛する』のも
自然を愛するのもきっとおんなじ
これが
僕の『愛』
僕は与え続けていきたい
今までどおりに
昨日はとっても苦しかったケド
見えた
間違ってないと思えた
僕はあの震災を
恨んだりなんかしない
あれは”自然”なんだ
僕もその一部
でも
僕が歩む道
あと20年かかるかもしれない
必ず
成し遂げてみせる
誰の手も借りない
この街を この海を
そして心をもどす
これがゴールじゃないケドね 笑
たとえカタチが違っても
見えているものは
たった1つ
僕にはしたいことがある
”復興”は 僕が空から見てる
バイバイ
つづく
笑
TFR
ねぇ Sさん 元気にしてますか?
あなたには本当に助けられた
ありがとう
またお聞きしてもいいですか!?
あと2年...あなたは歩いていられますか.....?