僕、こんな質問をされたことがあります。
『誰もいない無人島。
ここにいるのはあなたと私の2人だけ。
もう2人ともお腹が空いてたまらない。
・・・とそこへ・・・
自分の足元におにぎりが1つ落ちている。
私はそれに気がつかない。
さぁ、あなたならどうする?』
この生死を分ける瞬間
みなさんならどうしますか?
答えはきっと3つ。
『内緒で自分1人で食べてしまう。』
『拾って自分は食べずにあげる。』
『2人で半分に分けて一緒に食べる。』
僕はすぐにこう答えた。
『2つに分けて半分はあなたにあげる。
でも、もう半分は
まだ食べないで
自分のポケットにしまっておきます。』
僕は決してキレイ事は言わない。
自分もお腹が空いて死にそうな時
『おにぎり全部あげるよ』
なんてきっと言えないと思う。
でも、僕がいつも大切に
心にしまってある気持ちある。
もし、少しでも僕がガマン出来るなら
1分でも1秒でも相手のことを考えたい。
僕より相手は苦しいかもしれないから。
僕より早くお腹が空いて
死んじゃうかもしれないから。
そんな時、僕はポケットから
その半分のおにぎりを出してあげたい。
『ほら、食べなよ』って。
もしかしたら・・・
僕が死にそうで
その半分のおにぎりは
自分で食べちゃうかもしれないけど 笑
僕は自分のこと以上に
相手のことを大切に考えられる
やさしくって
思いやれる
つよい
人間じゃないかもしれない。
でも、僕は
いつも心の奥に持っていたいと思う。
そう
『アタタカイ、タイセツナナニカ』
を。