考えさせられるブラック部活 | からだ導場Laughの日々探訪

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新潟県三条市に身体作りをしてスポーツを楽しむ文化を作るために生まれた、運動と徒手療法を組み合わせたトレーナー組織「からだ導場Laugh」の日々の活動、考えてる事を綴ります。

【考えさせられるブラック部活

 

 
 
「小さなジムのような整骨院
整骨院のような小さなジム」

 
三条市でスポーツトレーナーがやっているマンツーマン整骨院「からだ導場Laugh/整骨院きよし屋」の代表 高野聖です。
なんて事のない日常の話と合わせて、治療やトレーニング指導の話などをを綴っています。

 

 

 

 

久しぶりに書きます。

というのもこんな記事が出たもので。

 

至近距離からボールを顔面に 高校女子バレー「名将」を2回目逮捕 常習的“体罰” 警察が動いたワケ(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース

 

 

無くならないねぇ、この手の問題。

そしてだいたいがバレーボールって感じです。

そりゃサッカーも野球もあります。

でもバレーが多いってイメージは僕の中で多いです。

 

 

 

高校バレーに関わっていた時、ある中学バレー部との練習試合をする機会がありました。

その中学バレー部の先生は、はっきり言って椅子にふんぞり返ってめちゃくちゃ高圧的な態度でした。

私は「うわ~、怖ぁ…」って。

選手たちがまず委縮してるイメージでしたね。

 

 

 

自分が関わっていた高校バレー部はそんな高圧的じゃなかったけれど、正直サッカー出身でスポーツ現場もそこそこ経験した自分からしたら、よくわかんなかったですね。

一言で言うと理不尽。

僕がバレーをしっかり理解してないのかもしれないですが、指導している事がいまいちよくわかんなかったです。

選手たちはこれ理解してんのかな?わかってないの俺だけ?ってなります。

で練習やその後の試合・大会でいい結果が出ない場合、「お前ら全然わかってない」「意識してない」みたいなことになる。

そんなこんなの後、私は選手たちに「じゃあ今回負けちゃったのは何が悪かったのかな?具体的な原因は何かあったのかな?」と問いかけるとだいたいは「ブロックカバーに行けてなかったです」とか返ってきます。

 

そこで「じゃあなんでブロックカバーに行けなかったのかな?」と問うと、「意識が低かったです」がだいたいの答え。

「じゃあメンタルの話?」と聞くとシーンとなる。そもそも発言するのは一部の選手だけだし。

 

 

 

そこで思うのは、

 

根本理解ができていない、根本理解する習慣が無い

 

という事。

 

手段へとフォーカスが当たっていて、なぜその現象になるのかという理由・原因へのフォーカスが当たらない。

 

 

となる何を対策として練習するのかもアバウトになる。

 

 

話を戻すと「ブロックカバーに行けていない」という問題に対し、対策を「ブロックカバーに行く練習をする」ではアバウト過ぎない?って思うんです。

それこそ「意識・メンタル」の問題なら、決め事としてケースごとに誰がブロックカバーに入るのか?どの位置に入るのか?の確認が必要だし、繰り返し確認の練習が必要だろう。

でも、そもそもブロックカバーの体制に入れない理由があったらどうだろう?

例えばフィジカル的にバランスを崩してしまい前に移動できていなかったりしたら?

適切な構えができ得る柔軟性、筋力のトレーニングは必須という事になる。

 

つまり根本的に分析ができていないと何を練習するのかも明確にならないという事です。

これはかなり非効率的だと思ってました。

高校スポーツは3年間しかないのだし、しかもインターハイで辞めるのであれば実質2年ぐらいしかないという事になるので効率は絶対必要な要素です。

そこを無視しちゃったら厳しいです。

 

 

 

以上から何が言いたいかって言うと、

 

指導者にトレーニングリテラシーが無い

 

って事。

 

トレーニングの要素をあまり理解していない。

瞬発性のトレーニングをいっぱいし過ぎて持久性のトレーニングにしちゃってるとか。

最初に「素早く機敏に!」って言ってたのに、「疲れてからどうするかだよ!」とか言っちゃってるとか。

トレーニング要素の考え方がブレるので、そのトレーニングの狙いが定まってない状態です。

 

という状況だから、「わからねぇ奴は引っ叩いてでも」という気持ちになっちゃったんかなと。

「昔俺も殴られたし」みたいな言い訳を添えてですね。

本質は指導者としての知識不足と人間性の不足、さらには自分の指導したい内容を選手たちに伝えきれていないという指導力不足って事なのに。

ベクトルが自分ではなく、選手に向かう。特にうまくいっていない時。

という図式が見えてくるんです、どうしても。

 

つまりは自分の伝えたいことはちゃんと伝わっているのか?

その辺がおざなりだとやっぱり変な方向になるのかなと。

 

当然指導を受ける側の選手たちも、いい練習にしようという努力や態度は必要。

その為に指導者の指示に疑問があるなら確認して欲しいし、もっと深く理解する努力をすべきだし、そんな選手たちを育成するのが教員でもあり指導者でもある大人の役割だと思うんです。

 

指導者と選手、その両輪でいいトレーニングは作られる、そう私は信じています。

 

この捕まった指導者が、この反省から自らを再構築し、戻ってきて本当の意味で選手たちを指導し、全国へ連れて行くような人になって欲しいと、心から願います。

 

 

 

 

 

 
 
 
高野
 
 

 

 

 

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2女2男のパパで、スポーツトレーナー兼治療家です。
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