娘は、高校生活の最初でつまずいてしまいました。

 

でも通信制高校へ転学してからは、前向きにいろいろなことにチャレンジして

少しずつ、大学進学の夢もみつけながら頑張っていました。

 

高校での勉強は、テストもなければ授業も自由、自分でいろいろ決めていかないと

全日制高校で勉強をしている同級生と同じように受験に向かうのは難しい。

そんな状況で、塾へいったり、将来について考えたり。

卒業後の進路に向かい始めていました。

 

不登校になるまで思い描いていた将来の自分の姿。

大学へ進学して、普通の周りの友達と同じような学生生活を送ること。

そこへの憧れのような気持ちがあったのだと思います。

 

そして。

やっぱり、心のどこかで

周りの友達みんなと同じような生活が送れないことへの

自分への、自己否定のような気持ちがあるのかなと、感じました。

 

自分は普通の生活にもどれるのか?その答えもはっきりでないまま

将来の進路について考えるのは、しんどかったのだと思います。

 

 

 

 

高校3年になる春休みのこと。

 

娘の様子がおかしいことに気がつきました。

 

笑顔がない。

部屋から出てこない。

ごはんもあまり食べない・・

全然起きてこない・・・

 

表情がまったく違いました。

いままで、見たことのない娘の姿。

 

高校へ行けなくなった時よりも焦りました。

 

色々調べて、これは・・・精神科へ連れて行かないといけない。

近くの病院はすべて大人の精神科でした。

高校生をみてくれる精神科はあまりなく、

よい評判のところがあっても予約が3か月先までとれない・・とか。

 

目の前の娘は、一刻も早く専門家にみてもらいたい状況でした。

 

幸い、一か所みつかった病院で診断を受けることができました。

初めての診察は、娘と私は別々に。

娘は泣きながら30分くらい先生と話していたでしょうか。

 

「うつ状態」と診断され、たくさんの薬をもらいました。

 

人生初めての精神科の薬。

抗うつ薬・向精神薬・睡眠薬・サプリメント・・

 

家に帰って調べてみたけど、調べるほどに怖くなりました。

こんな薬を毎日飲み続けて大丈夫なのかな?やめられなくなったりしないかな?

 

もんもんとネットでうつ病のことを調べまくる私。

 

薬をしっかり飲んで、まずは休むこと。

これが一番大事だとわかり、薬に頼って病気と向き合っていくことになりました。

 

目の前の娘の様子は本当に心配な状態で、

私も正直おかしくなりそうでした。

 

でも。

ぜったいに病気にまけない。

彼女の命を守って、もとの元気な状態になるまでがっちりサポートしようと

覚悟を決めました。

 

それから毎晩洗い物をするときに

精神科の先生や、うつ病経験者の方のYouTubeを見るのが日課になりました。

 

病気のことを知って、不安を打ち消していました。

 

うつ病ってどんな経過をたどる病気なのか?

彼女の状態は今どんな感じなのか?

今の治療・薬は続けて大丈夫なのか?

希死念慮がでたら家族はどう対応したらいいのか・・・?

 

たくさんの疑問や不安は、YouTubeと本が解決してくれました。

病院の先生には最低限の薬の処方くらいしか期待できません。

あとは、自分の力で最善策を模索するしかありませんでした。