夢見るお年頃 | 魔法の秘密基地。

夢見るお年頃

“お前、イイ歳なのに夢ばっかり見てるよなー”

“そんな夢物語の絵空事ばかりだと、勝者にはなれないぞ、いつまでぽわーんとしてるんだ”


24、5の頃、周りの同僚や、上司に何故かこんな事ばかり言われていた。ふざけるな、ともよく言われていた。ふざけてないのに。

夢を語ったつもりも無いし、ぽわーんとしてた覚えもない。いや、人生の中で一番しゃきっとしていた時期だと思う。
プレジデントを読み、仕事の為に生活を変え、今思えば欲しくもなかった“成功”や“勝利”を掴もうと必死だった。
それなのに。

あの頃の同僚や上司が今の私を見たら何て言うんだろ。
“巻き貝とわたし”を聴きながら思った。

夢を見る頻度は多くなったし、より深くなった。
小さい頃、人魚姫になりたかった。
その思いは今の方が強いと思う。

デビルマンに出て来るあまり可愛くない女の子、デビルマンの事が大好きだけど最後には悪者に捕まって殺されちゃうあの子になりたかった。
明るくて悲しい、献身的な人になりたかったんだ。

眠って夢の続きを見よう。