素晴らしい人々②
そして“はるかな国からやってきた”という谷川俊太郎さんの本、買った。タイトルだけでぞくぞくする。
涙があるだろう
今年も
涙ながらの歌があるだろう
固めたこぶしがあるだろう
大笑いがあるだろう今年も
あくびをするだろう今年も
短い旅に出るだろうそして帰ってくるだろう
農夫は野に
数学者は書斎に
眠れぬ夜があるだろう
だが愛するだろう
今年も
自分よりも小さなものを
自分を越えて大きなものを
くだらぬことに喜ぶだろう
今年も
ささやかな幸せがあり
それは大きな不幸を忘れさせることはできぬだろう
けれど娘は背が伸びるだろう
そして樹も
御飯のおいしい日があるだろう
新しい靴を一足買うだろう
決心はにぶるだろう今年も
しかし去年とちがうだろうほんの少し
今年は
地平は遠く果てないだろう
宇宙へと大きなロケットはのぼり
子等は駈けてゆくだろう
今年も歓びがあるだろう
生きてゆくかぎり
いなむことのできぬ希望が
毎回驚愕させられるんだけど、なんなのこのリズム感。ごめん、一応書店で働かせて貰っといてなんだけど、細かい事はわからん。けど、やべぇ。超。
“希望”という言葉がこんなにすんなり入り込んでくるのは久方振りだ。大きな諦めと微かな笑み。難しくない。今の若い、20歳位の人達に読ませたい。本当に。何かを、何かを感じて欲しいと強く思う。“素晴らしい詩”としてではなく、なんとなく手にとって鼻糞ほじりながら読んで欲しい。
文学とか芸術とか難しくない、これでいいと思って欲しい。私のような高卒田舎者のばかたれにも染み込んでくれる。谷川俊太郎は浸透率がいい。
私の生活は素晴らしい人々で彩られている。忘れてはいけない。
涙があるだろう
今年も
涙ながらの歌があるだろう
固めたこぶしがあるだろう
大笑いがあるだろう今年も
あくびをするだろう今年も
短い旅に出るだろうそして帰ってくるだろう
農夫は野に
数学者は書斎に
眠れぬ夜があるだろう
だが愛するだろう
今年も
自分よりも小さなものを
自分を越えて大きなものを
くだらぬことに喜ぶだろう
今年も
ささやかな幸せがあり
それは大きな不幸を忘れさせることはできぬだろう
けれど娘は背が伸びるだろう
そして樹も
御飯のおいしい日があるだろう
新しい靴を一足買うだろう
決心はにぶるだろう今年も
しかし去年とちがうだろうほんの少し
今年は
地平は遠く果てないだろう
宇宙へと大きなロケットはのぼり
子等は駈けてゆくだろう
今年も歓びがあるだろう
生きてゆくかぎり
いなむことのできぬ希望が
毎回驚愕させられるんだけど、なんなのこのリズム感。ごめん、一応書店で働かせて貰っといてなんだけど、細かい事はわからん。けど、やべぇ。超。
“希望”という言葉がこんなにすんなり入り込んでくるのは久方振りだ。大きな諦めと微かな笑み。難しくない。今の若い、20歳位の人達に読ませたい。本当に。何かを、何かを感じて欲しいと強く思う。“素晴らしい詩”としてではなく、なんとなく手にとって鼻糞ほじりながら読んで欲しい。
文学とか芸術とか難しくない、これでいいと思って欲しい。私のような高卒田舎者のばかたれにも染み込んでくれる。谷川俊太郎は浸透率がいい。
私の生活は素晴らしい人々で彩られている。忘れてはいけない。