児相から赤ちゃん受け入れ依頼があってから数日中に、まさおと私の親に伝えた。
少し前に、里親になるかもしれないことは、ふわっと話ししていたので、理解は早かった。
まさおのお母さんはとても喜んでくれた。
私の両親は元々反対ではないが、心配の方が大きいようだった。
私は体力もないし、今年47歳。
『子育て、本当に大丈夫なの?』
と不安そうだった。
『2人が大丈夫なら良いんじゃない?』
ということで最終的には賛成してくれた。
私たち夫婦の気持ちは固まっていた。
少しの不安はあるが、迷いはない。
児相に受け入れる意思を伝えた。
受け入れを決めた途端、ワクワクが止まらなくなった。
近付くのも嫌だった子供服売り場やおもちゃ屋に足が向くようになった。
数日後に協議会があり、更に具体的な話を聞くことになっている。
今後のスケジュールもわかってくるだろう。
緊張、でもワクワク。
あだ名はカブトムシのカブちゃん。
早く会いたい。