アドラーは、全ての悩みは対人関係である


と、極端なことを言いましたが、

本当にそうなんだと思います。


全ての苦しみではなく、

悩みと言ったところがポイントですね。



悩み=思い煩うこと



そうですね。思い煩うことは、

すべて人間関係と言ってもいいと思います。



なぜ、思い煩うのか。



それは、他人のことをあれこれと詮索するから

ではないかと、思うのです。


その中でも、メインどころとして、


あの人はどう思ってるのだろうか

きっとこう思ってるだろう

あの態度はどういうことだろうか

機嫌が悪かったな、私のせいかな

あの人はわたしをバカにしているはず



と、相手の頭の中を想像して、

自爆的に苦しむことではないかなと思うのです。



実際に詮索している通りかもしれません。

仮にその詮索が当たっていても、、



現実は何も変わらないのです。



結局は感じられるのは、自分の主観体験のみ。



なのに感じられもしなければ、

変更すら不可能な対象に対して、

思い煩う、つまり悩んでいるわけです。



僕もこの手の思い煩いにボッコボコに

されて来たタイプです。



でも、思い煩っても、

なーんにも変わらん。

相手の頭の中を変えるなんて、

今から、天気を完璧にコントロールするより、

難しいと思いますよ。



僕自身が気分や機嫌、都合の良し悪しで、

コロコロ変化してます。


他人も同じように、毎瞬とは言わなくても、

変化をしまくっているわけで。



そんなもん、コントロールできるわけないやろ、と。



他人は変化し続ける自然の様なもの。

決して固定できるものではない。



昨日、笑顔で別れた彼女は、

その後嫌なことがあって、

翌日会ったら、なぜか感じが悪くなってるかもしれません。



日頃から感じの悪かったあの人は、

ある晩、宝くじが100万円当選して、

翌日すごく機嫌が良いかもしれません。



そんなコロコロ変わるものに、

思い煩うだなんて。。

クソ、めんどくさくないですか?


という。



だから、他人は自然。常に変化をしている。



他人の頭の中を考えるのは、

毒を吸ってるのと同じ。



と、思うと、他人の機嫌をとることが、

いかに危険な行為であるかということがわかります。



その袋に毒ガス入ってるので吸ってくださね。


って言われて吸う人はいないでしょうけど、


毒ガスと同じ威力のある

他人のことを考えてしまう人は後を断ちません。



それは、他人のことを考えることが、

毒ガスであることを意識できてないからです。



少なくとも自分のことをどう思ってるの?


っていう他人のことを考えることは、

毒以外のなにものでもないので、

極力他人のことを考えないことが、大切になるな

と、実感値で思います。



もし、他人のことを考えるのであれば、

どうやったら、あの人が喜ぶのかな?

と、自我と切り離して、誰かのために

何かをしようと考える時くらいじゃないかなと思います。



自分のことどう思ってるのかな?

は、マジで毒以外の何者でもない。



それは、高評価でも低評価としても。



だから、他人のことを考えると苦しくなる人は、

とにかく他人のことは考えない。想像しない。

たった今、美味しいものを食べる。位が、良い。