僕はドラマが好きだ。


子供の頃から好きだった。

一週ずつ、少しずつ物語が進んでいく感じが

好きだった。


そして、ドラマを大別すると、



◾️展開ありきのドラマ

ミステリー、医療、法廷ものなど、

問題解決を目的にするドラマ。

次はどうなる? 解決できるの? どんな裏がある?


とか、ハラハラドキドキやら、謎解きの快感を味わえる。


これは、ストーリーがとても大切。



次は、


◾️恋愛ドラマ、人間ドラマ


説明の必要がなく、男女が様々な障害やら、すれ違いやらを乗り越えて結ばれる、別れるまでが描かれる。

困難にぶち当たった人間が一つ一つ課題を解決して、人間的に成長していく姿を見て描く。


ストーリーも、大切だけど、キャラクターの心の変化や、関係性の変化がメインの表現となる。



そして、


◾️居場所系のドラマ


このタイプのドラマが1番好き。


主人公も、周りのキャラクターも

1話目と最終話を対比しても対して成長しない

淡々と彼らの日常を描いていくドラマ。

ストーリーというより、大きくもない出来事をもとに彼らのやりとりが面白いという。



居場所が設定されていて、

キャラクターのやりとりが面白いので、

この手のドラマは何度も見たくなる。



もちろん、各カテゴリーの掛け合わせでも

作られているから、あくまでも大枠で。



どちらにせよ、三番目のドラマは世間ウケしにくいので、ほぼ一番目と二番目のドラマの型で埋めされている。



若い子は、二倍速でドラマを見るそうだから、

ストーリーをなぞるという意味では、

居場所系のドラマは極めてコスパが悪い。



だけど、居場所系のドラマは

たまにこっそりと放送される。

最近だとテレ東やテレ朝でたまに放送される。



回りくどくなってしまったけど、

ドラマの世界にでも、居場所があると、

そこが心地よく感じる。



人にはやはり、居場所というものが必要なのだ。



居場所とはつまり、そこに居て良い場所、

自分でも良い場所だ。



現実世界でそれを見つけるのは、

実際は結構難しい。



君はそこにいていいよ



と言ってくれる場所や関係性は見つけにくい。



それなりに演技をして、

本音じゃないことも揃えて、

お互いに気分を害さない様な表面上の関係。



これが、ほとんどじゃないだろうか。



学生時代から、社会人になるにつれて、この割合は増えていく。



だから、居場所を見つけることって

大切だ。じぶんから積極的に。


どこもかしこも居場所である必要はない。


ここにいると、素直に自分が出せる場所。



この起点って、やっぱりじぶん。


自分がまずじぶんの居場所になれてるか?

これも、優しい意識がたいせつだね。