後悔

という概念があります。

よっぽどの変人でもない限り、
生まれてこの方、後悔をしたことがない

という人はいないでしょう。

で、後悔っていう感情が湧く時っていうのは、


「あの時こうすれば良かった、しとけば良かった」

が、出た時でしょう。


後になったら、分かった。
あの時、こうしておけば、、、


でも、、、

それ分かったのって、あの時の自分じゃないです。

今の自分です。


あの時の自分は、それが選べなかったから、
あの時の自分なのです。

今なら、分かっても、
あの時はわからないから、
それしか選べなかったんです。


理屈はわかってたんだ。
だから、あの時、ああしておけば、、、

理屈がわかっていても、
それしかできなかったのが、
あの時の自分なのです。


どんなに怠惰で間抜けで、わかりやすいこと、
絶対出来ることをしなかった

様なことも、
あの時の自分なんです。


で、今は気づいた。

でも、あの時は気づかなかった。
気づきたくても気づけなかったし、
気づいていても、出来なかった。


そう考えると、
この世界にベストを尽くしていない人間などいないのです。


皆、その場、その場のベストは絶対に尽くしている。


そのベストを尽くして、
あーあ、とか、
あちゃーとか、

繰り返しながら、

心底気づいていけるかどうか。


そこが重要になっていくのかな?  と。


だから、
本当は後悔ってより、
色んな出来事の中から、
何をつかんでいくか?

ってことなんだと。


そういう風に思います。


そう考えると、
これまで生きて来た軌跡も、
肯定していける気がするんですよね。


あれこれ、やらかして、
それでも、なんとか、ここまでやって来た。
その場その場のベストを尽くして来ていると。


客観的な結果がどんなものであってもね。


色んなことを経験して、

理屈でわかっていることも、
きっと、そのまま行動に移せないこともある。
でも、昔よりは間違いなく変わって来た所もある。


今日も僕はベストをつくしてすごしました。


そして、ベストをつくしていく。
なるべく、もうちょっとを繰り返しながら。
出来たことも出来なかったこともOK!