【長男の出生の秘密を下の子たちに話しました】
我が家は、世にいうところのステップファミリーです。「3人で結婚しよう!!」というプロポーズから、私がシングルマザーとして育てていた長男と夫と私。3人スタートで我が家は成り立ち、それから12年(多分💧)が経ちました。昨日から、末息子がインフルエンザにかかり自宅療養しています。「男の子は、あんまり高熱が続くと将来赤ちゃん出来なくなったりするんでしょ?」と私が言うと「◯◯あっため過ぎたらね」と夫。まだまだ◯◯の話しが大好きな末っ子はふはははは‼️と、嬉しそうに大笑い。ゲラゲラ笑っていたかと思うと、急に「ところで女の人って、一人で妊娠できるの?」との質問。続けて娘が「そうだね、パパと結婚するより前に、お兄ちゃんは生まれてるもんね」鋭い!!と。今までにも何度か、「ウチはお兄ちゃんだけなんでちょっと色黒なの??」とか、「お兄ちゃんて外国人なの??んな訳ないか??」とか、時々質問はあったんですね。でも、核心に触れる質問では無かったり、タイミングを逃すとあっという間に質問者の気がされていたりで、きちんと話しをする機会って無かったんです。少しずつそういった質問が出始めてから、長男には「次に核心に触れる様な質問があったらどうしたい?」と、確認をとっていました。「ぜんっぜん言っていいよ!!!!!!!」との事だったので、次こそは…と思い始めてから数年。久しぶりにこの手の質問を受けた私は夫に顔で確認をとってから、こう答えました。「ママは昔、パパじゃない人と結婚していたんだ。お兄ちゃんはその人の子どもなんだよ。だけど別れてしまって、ママとお兄ちゃんは2人で暮らしていて、パパがママとお兄ちゃんの事を好きになってくれたから、3人で結婚したんだ。」すると、、、、、なんとも言えない表情をする子どもたち。。。真ん中の娘は納得といった感じ。しかし末っ子は何か、考えている様子。。。そして口を開いたと思うと。。。息子「えーーー??怪しい!!なんて名前??」え??気になるのそこ??私「外国の人だよ」息子「えーー!!なんて名前で何歳??聞かないと信じられない‼︎何人??」私「アフリカ人だよ」(ザックリ)息子「えーーー、怪しい」結果、全然信じてもらえないびっくりさせてしまったか、ショックだったのか、傷つけてしまったか。。。。。。とドキドキしながらその後の様子を見ましたが、マジで全然信じてもらえず、ケロっと忘れてゲームを始めていました私にとっては、ついに来たこの時!!!!!!どうなる、我が家!?カミングアウト!!!!!という瞬間でしたが、全然どーにもならなかった🤣🤣🤣その後、お風呂の中で時々聞いて来る事はあるのですが、質問は専らアフリカ人の年齢と名前について 笑お兄ちゃんとの関係とか、お兄ちゃんとの生活とか、そんなものには全く触れて来てくれません全く気にならない様ですけっこう大きなカミングアウトだったのにその後、長男からテレビ通話がかかって来た時も末っ子は自分がゲットしたゲームのアイテムの報告やら、マジで全然関係ない事ばかり話していました下の子たちも小5と小3なので、意味が分からない事はなく、多分、彼等の中では納得した事なのでしょう。少しびっくりはしたかもしれないけれど、へー、やっぱりな。とかへー、そーなんだ。とかそのくらいの軽さで。お兄ちゃんはお兄ちゃんで。ところで、外国人てどんな名前なん???って事の方がよっぽど面白いらしい🤪出生の秘密。血の繋がり。過去の十字架。笑重たく言えばいくらでも重くなるけど、日常は何も変わらない。そして、私たち家族の関係も、3きょうだいの関係も。1ミリも変わる事は無いのです。。。こんな優しい子たちに。。。とか、美しい感動エピソードとして綴る事も出来るけど、長男の出生の秘密を打ち明けたけど、ギャグみたいに終わった🤣🤣🤣が、本日のブログの落とし所です🤣🤣🤣それだけ、夫が、1ミリの分け隔ても無く一緒に3人を育ててくれたっちゅー事です。ホントに凄い事だけど、私は夫に対し、いっくんを平等に扱う事への「ありがとう」は、絶対に言いません。3人で結婚する時にいっくんは2人の子として生活していくって決めたから。「オマエの子だろーが!?」という文句は言いますよいっくんが18歳で成人になった時に一度だけ、「一緒に育ててくれてありがとう」は言いました。一度だけね。心から凄いことだと思うし、私だったらできない。本当に感謝しているからこそ、言わないと決めていたんだよね。で、何が言いたいかといいますと。もし、私みたいに途中から家族になった事をいつ、どうやって伝えよう??とか悩んでいる人がいたら、以下のことを知っておいて欲しい。・いつまでに、伝えなきゃいけないなんて事はない。・伝える準備ができていなければ、無理に伝えなくてもいい。・既にその事を知っているメンバーには、話してもいいかの確認をしておくと良い。(私は、夫といっくんに予め確認していました。いざ、話そうと思った時に「言っちゃっていいのかな?」ってよぎります)・あんまり深刻に話さない←大事。・話したところで、家族の関係は変わらない。・信じてもらえず笑い話で終わることもある。Wうちの子たちは、ただのきょうだいとして、ずーーーーーっと暮らして来たんです。下の子たちが知った時、どうなるのかな?って、私も何も思わなかった訳じゃない。でも、自分の子を見ていたら、変わらないだろうな。っていう、信頼はありました。ちなみに。いっくんに、「あの事話したよ」って言ったら「へー」だけでしたねお前もか。。。。。ちょっと一大イベントだと思っていたカミングアウト。全くイベントにならなかった。完。