パソコンで見ると、このブログは「5件」記事が表示されるようになってるんだけど、その最新記事5件のすべてに「JAPAN JAM」って言葉が入ってる。それだけ後を引いてるってことか。
ジャパン・ジャム、行きたかったけどどうしても行けなかった友達がいて、その友達があまりにも悲しがるから(笑)、色々メールをやり取りしながら、思い返してみた。そしてまた、自分が書いたレポのことも思い返してみた。
すると私、書いてる時点で気付いてたけど、まぁ音楽的なこと書いてない。宮本さんがどうしたとかチャラがどうしたとか、そういうのばっかり。まぁ、それを書き留めておこうと思ったわけだし、別にそれがダメだとは思っていない。ただ、一週間経って冷静になって思い浮かぶこともあって。
ジャパン・ジャムでのエレカシ+チャラ(いつものエレカシもあったし、金原ストリングスもあったけど、ここでは「エレカシ+チャラ」について)、確かに、感動したし興奮したし、素敵だったし素晴らしかったし、胸が一杯になったし、「すごいものをみた」という気持ちは今でも変わらないけど、それが、「音楽的な」感動だったのかどうかっていったら、どうなんだろうと思えてきて。
というのも私、正直に打ち明けますと、
チャラの歌を覚えていないのよ。
さすがに全部というわけではないが、チャラの歌声を思い出せないというか、驚くほどに残っていない。
だから、何か音楽的なケミストリーが生まれて、それに感動したのかっていったら、わからなくなってしまったんだ。ジャム・セッションによって、音楽(今回の場合「歌」)がぶつかり合って、溶け合って、音楽的な化学反応が起こってすごいものが生まれていたのかっていったら、わからなくなってしまったの。
それよりももっとこう、チャラがいることによって宮本さんが可愛いとか素敵だとか、そういった「ミーハー的な」部分での感動の方が大きかったんじゃないかって。ほら、もともと私はエレカシファンだから、宮本さんとチャラ(女性)がいるだけでドキドキしちゃうっていうのがあるからさ。
だけど、いざあのときを思い出そうとしてみると、あまりにも「チャラの歌」に対する記憶が薄いことに自ら驚いてしまう。もちろん、私はエレカシファンだからっていうのがあると思うよ。「フェア」ではないと思う。でも、それにしたって、「チャラの歌」が思い出せない…。良い悪いではなく。
だけど、「良くなかった」と言いたいわけじゃないんだ。
それでも、確かにそこには、チャラがいることによっての「スペシャルな雰囲気」や「特別な空気」があったから。だから私も、「細かいことは覚えてないけど、空気だけは胸に焼き付いている」と書いたんだし。それは確かに、通常のエレカシライヴでは味わえないものだったし、それはやっぱり素晴らしかったと今でも思っているし、胸を張って言える。
ミーハー的な部分って書いたけど、それは価値のあることだと私は思っている。音楽的な部分がどうしたこうした言ったって、結局音楽もミーハーなところがあると思っているから。
(ビートルズもストーンズもキャーキャー言われるアイドルだったんだぜ!)
だけど、そういったミーハー的な気持ちや特別な空気の中で、もう一方の大事な何かを置き忘れていきやしないか?っていうね。
だって私、結局、チャラの「歌」を思い出せないんだもん。
こんなことってあるか?
存在や空気は覚えてるけどさ。
だけどね、その織り成す「特別な空気」は素晴らしかったわけ。
でも、例えば、レポでも書いたけど、これでいつもこうなっちゃったら、それは誰も望んでないんじゃないか?っていうのはあってさ。だからきっと、そういうことだったんじゃないかなぁって。
そんな風に色々考えてたら、エレカシってそもそも「ジャム・セッション」には向いてないんじゃないかなぁと思えてきて。
しかし、金原ストリングスとの共演はやっぱり「音楽的に」素晴らしかったし、あともう一つ、私は思い出したライヴがあったんだよ!
それは 2004年7月の野音、トランペッターの近藤等則さんを招いて行われた「東京の空」と「曙光」!
これは凄かった! 凄まじかった!
私は運良く生で体験することができたんだけど、このときの「東京の空」のライヴ映像は、シングル『友達がいるのさ』の “完全生産限定盤 [CD+DVD]” の DVD に収録されてて、本当あれはえがっだなぁ。今思い返しても、野音の夜空とあのときの演奏と空気とが混ざり合ったもんがじわじわ蘇えってくる。5年も前なのに。「曙光」も入れて欲しかったなー!
これは「音楽的に」素晴らしかったし、こういうのをジャパン・ジャムとかで、ガッツリたっぷり観てみたいなー!
だから、「ジャム・セッション」に向いてないわけではないんだよな、うん。
今回のチャラとのも、「それを愛と呼ぶとしよう/エレガンス」については、音楽的な部分の交流あったと思うし。
そして、「歌声」ってことで言えば、私がジャパン・ジャムに行った日、あゆの横浜公演に CMJKさんが行かれたみたいなんです。そしたら CMJKさん、「主役のあゆちゃんはとても声が出ていて圧巻のヴォーカリゼーションでした」って書いてて(勝手な引用すみません)。あ、CMJKさんって、あゆの作品にすんごい関わってて、ついでに言うと、元・電気グルーヴなんですよ~。
やっぱり、あゆは「歌手」なんだなって。
でもあゆって、あんま「歌が上手い」とか評価されてるわけじゃなさそうじゃん?
や、それはそれで別に良いんだけどね。
だって、私自身もそうでさ、なんか他のアーティストよりも、あゆに対しては敏感になっちゃうところがあるかも知れない。ちょっと調子悪そうなだけで、あれれ?みたいな。他のアーティストに対しての方がよっぽど甘いかも。でも考えてみれば、それこそが「歌で勝負してる」証じゃないですかね?
雰囲気にごまかされるな!
雰囲気だけのものはいらない!
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こんな記事の最後に取って付けたように書くのも悪いのだけれど、「関ジャニ∞の横山裕くんのお母様が急死された」ことを昨夜知った。
関ジャニ横山母が買い物中に急死…虚血性心疾患50歳 【スポーツ報知大阪版】
亡くなられたのは、5月16日だそうだ。
私が JAPAN JAM に行った日だ。
以前にも書いたように、私は最近、関ジャニ∞を好きになったんだけど、そのキッカケは横山裕くんだった。
3人兄弟の長男とか、両親が幼いころに離婚して女手一つでとか、私はこれで初めて知ったよ。
今日はこれから「オニギシ」聴きます。