例えば、自分が愛するアーティストのことを、どこぞの誰かが「○○なんて一万円もらっても聴きたくない」って書いていたって、名前も顔も知らない他人が書いたことなんだし、気にすることはないのだ。いろ~んな意見があって当然だし、そんなことは気にしていたらキリがない。逆に、みんな大好き!なんて気持ち悪いし、そんなのは嘘っぱちだ。好きな人もいれば、嫌いな人もいる。
そんなことは分かっているつもりだけど、ムカついちゃうときがあるんだ。
流してしまえば良いのに、流せないときがあるんだ。
だからといって、別にその人の意見を変えたいわけではないけど、それを静めるのに時間がかかってしまうときがあるんだ。
そんな自分がイヤだ。
そんなことにいちいちムキになって、バカみたいじゃないか。
自信のなさの裏返しかも知れないし、「イタイ」ってことかも知れない。
だけど、怒りたいときは、怒って良いんだ。
そこに譲れない思いがあるなら、怒ったって良いんだ。
別に、態度に出して怒れというわけではなくて、何もできなくても、心の中にある「怒りの感情」まで否定しなくても良いんじゃないかってことだ。
怒るということは、そこに譲れない何かがあるからでしょう。
ワイドショーとかさ(笑)、別に流せば良いじゃんってことも、そりゃ世の中にはわんさかあるけれども、そんなことにいちいち憤慨してしまうのは、振り回されてるってことだし、大人気ないなぁって。それを鼻で笑い飛ばせるのが大人だし、そうなれたらなって。だけど、イマイチそうなれてない自分がイヤだ。
だけど、それで良いんだって。
そう思えたのはあなたのおかげなんです。宮本さん。
こんな自分を少し肯定することができたんです。
ありがとう、なんて言ったら怒るかな。
“そこから見る景色はどんなかって
名もなき人が興味深く尋ねる
君が思う通りのもんだろうって答える
だって説明するだけムダさ”
“期待された答えも用意してる
だけどね
それを言ったとこで何になる”
「Hummig 7/4」の歌詞、すごく好きなんだ。
でもね、“説明するだけムダ” とか言いながら、伝えよう伝えようとしてるよ、この人は。
“全ての説明だ!!” って宮本さんも歌っているよね。
そう、「DJ in my life」で。
DJ(笑)。
“誰にわかってもらえなくたって
こうして願う事だけは
否定しないでよ”
「Hummig 7/4」って誰の歌だって? そりゃもちろん、あゆだよ(笑)。
あ、「Hummig 7/4」のアレンジャーって、「DJ in my life」が収録されているアルバム『風』に参加している久保田光太郎じゃん。