夏といえば甲子園、
高校野球選手権大会が熱を帯びていますね。
私も野球は大好きなので、
休日の朝などはよく野球観戦に興じます。
甲子園のいいところは、
試合に出場している選手だけでなく、
その周りを固めている人たちも、
出場校の一員としてしっかりと紹介するところだと私は感じています。
確かに、
・プロ並みの投球が出来る豪腕投手と
・地方大会で7割くらい打っている希代のバッター
との一騎打ちなんてとても心踊るのは
紛れもない事実ですが、
・炎天下の中、懸命に応援する部員、チア、吹奏楽隊、親御さん
・指導方法を工夫し、チームを率いる監督
・最後までレギュラーになれなかったキャプテン
・代走や代打、守備固めのための選手
・控えのピッチャー
など、一見陽の当たらないポジションにいる人たちに対しても、甲子園は優しく迎える。
そんな気がしています。
野球はチームで戦うスポーツです。
一人で野球は出来ません。
スタメンの選手の周りには、
・監督、コーチ
・控えの選手
・マネージャー
・グラウンド整備の人
・審判
・記録員
などがおり、ひいては、
・チア、応援団
・ブラスバンド
・バスの運転手
・寮の管理人
・高野連の関係者
などなど、様々な人の力を借りて、
甲子園という晴れの大舞台に立っている。
これって、何だか、
人生の縮図みたいな気がします。
別に、エースや4番になることだけが
全てじゃない。
それぞれが各々の持ち場で、
最大限力を発揮している。
その力の集合体が、
勝利をもたらす原動力となる。
そして、それぞれの人達は
密接に関わり合って、
助け合いながら前に進んでいる。
今こうして生きてこれているのも、
自分に手を貸してくれた人のおかげ。
感謝の気持ちを再認識しながら、
毎日を生きていきたいと思います。