おはようございます。
ラトレリトミックです。

レッスンをしていないと自分のスキルがどんどん下がっていくような気がして
気持ちが焦ってしまいます。

休んでいる間に何かできないか?と考えて
「リトミック」と検索したら

「リトミックに効果ない」という情報がたくさん出てきて、
そういう掲示板みたいなので
さんざんなご意見を目にしました。

ますます落ち込んでしまった…

掲示板で盛り上がっていたママさんたち全てにお伝えしたい!

「向き不向きはもちろんあるけど、ちゃんとした教育法だよ!」


そこで書かれていた多くの意見は
・親もやらされて「カニさんちょきちょき」とかバカバカしい。
・うちの子は走り回ってジッとしていないから外で遊ばせた方が楽。
・子供が走り回ったりおやつや授乳してる親もいて好き放題。
・子供のためではなくママ友作りの場が欲しい人はやれば?
・公園や児童館で似たような体験はできるから狭い部屋でわざわざやる意味なし。
などなど…

ごめんなさい。←代わりに謝っちゃう。
それはリトミックではないですよ。

音楽に合わせて歩いたり止まったり。
これだけで1歳さんにはものすごい集中力を要します。
初めは「あれ?音が止まった!何だろう?」という所からスタート。
そしてまた歩き出す。
新しい音楽がまた始まったという意識=フレーズの認識が自然と身につきます。

慣れてきたら少しずつ合図の音を増やしていきます。
低い和音が聞こえたら「穴ぼこに落ちちゃう」
高い和音が聞こえたら「花びらをキャッチ」

「しゃがみましょう」と言葉で指示を出しているのではなくお子様は「穴ぼこに落ちる」場面を想像して演じているのです。
寝っ転がる子もいれば落ちたママを助け出そうと腕を引っ張る子、怖くて立ちすくんでいる子もいます。
ダンスと違って『同じ動作』を求めているのではなく、音を聞いて感じた事を自分なりに表現するのがリトミックです。

そんなリトミックの世界が子供たちは大好き。

例えば道で水たまりを見つけると必ず
「チャチャンチャチャンチャン」と言いながら
ジャンプします。

知っている歌が聞こえると「トンパ」と言いながら手合わせをします。

ゆっくりした音楽が流れてきたらゾウさんになります。
ゾウさんは大きくて遅くてどっしりしている。
これがやがて楽器で演奏する時に二分音符のイメージ作りに繋がります。

…とここでリトミックの良さを挙げてもキリがないし、嫌な人は嫌なんでしょうね。

1つだけ言えるのは
「子供はお母さんを通してこの世界の素晴らしさを感じていく」
ということです。

初めて聞く音楽も大好きなお母さんが
「綺麗だね〜」とニコニコ聴いていると
お子様は「なんだか分からないけど心地いいな」と感じるのです。
そんな積み重ね。

「走り回ってリトミックなんて興味ない男の子」と思っているママ。
それはママ自身が興味がない、もしくは楽しくないからではないですか?
ママが楽しくなければお子様も楽しくない。
それだけのことです。

「なんだか先生が面白そうな物持ってるよ!
ねえ、行ってみようよ」
って声をかけてあげれば走るのをやめるお子様はたくさんいます。

走るのをやめなくたってちゃんと話を聞いていて、次の週には一緒にやってくれる子もいます。

ママが「こんなもの効果あるの?」と
試すような気持ちでいたらお子様は楽しくないと思う。

人前で歌ったり体を動かしたりするのが苦手なお母さんの気持ちはとてもよく分かります。

でも「今までは苦手だったけど子供と一緒に新しい世界を知ってみよう」と思えるママなら
きっとその気持ちはお子様にも伝わって
幼少期の貴重な経験になると思います。
お母様自身が苦痛なのでしたらそんなお母様に毎週連れてこられて部屋に閉じ込められるお子様がかわいそうなので、不向きなのだと思います。

最後に、私のリトミックのお師匠がおっしゃっていました。 

「子供がレッスンに集中しないのは100%先生の責任」

おっしゃる通りでございます。

色んなお子様がいるので瞬時に判断するのは難しいですが、だんだんとそのお子様一人一人を理解して受け入れて、その子その子に寄り添ったレッスンを心がけていきたいと思っています。

前述の「効果ない」掲示板に書かれているレッスンでは
「今やっている活動が何の為のものなのか」
「やがてどういった音楽活動に結びついていくのか」
という先生の丁寧な説明があればまた違ったのではないかな〜、と思うのです。

ラトレリトミックは
「走り回ってたいへん〜」とご心配のママさんと共に
元気な男の子もたくさん通ってくださっています。
男の子らしくて大歓迎!
もちろん「いいこと」「いけないこと」のケジメはレッスンの中でしっかり身につけていきます。

ぜひぜひ体験レッスンでその様子をご覧になってくださいね。