目の前が虚無になる
たった1つの生きる糧を失い
空一面の雲が俺を押し潰す
冷たい雨が針のように突き刺さる
君がいるだけで鮮やかな世界が広がり
言葉を交わす度に心躍る
朝日がそっと俺を包み込むように暖かい
二人の籠の中でいつまでも微笑んでいたい
たとえ小さな砂時計だとしても
でもそれは叶わない幻
君の姿が見えない
残り香すらも分からない
ココロガシンデイク
君の瞳に俺は映らない
目の前から消えていく
永遠に…
あの時の君は輝いていた
俺には眩しすぎるほどに
全てが祝福してくれるようだった
視ていたアレは夢なのか?
ベクトルは違うけど
君の隣にいたかった
理屈じゃない 理屈じゃないんだ
二人の籠の中でいつまでも微笑んでいたい
たとえ小さな砂時計だとしても
でもそれは叶わない幻
世界が歪む 何も感じない
コスモの中に熔け堕ちる
ココロガシンデイク
君の瞳に俺は映らない
目の前から消えていく
永遠に…
この身を茜色に焼き尽くして欲しい
何も分からなくなるまで
せめてもう一度逢えたなら
漆黒(ココロ)を染めるのは茜色だけ