桜が満開の大阪城公園を抜けて森ノ宮に出ると駅前に小さな神社がある。
通称 森ノ宮神社
【鵲森宮(かささぎもりのみや)】
今でこそ小さな神社だが、聖徳太子が建立した歴史ある由緒正しい神社。
<手水舍(ちょうずや)>
<拝殿>
嫁さんとふたりで参拝。
久しぶりに来たらおみくじがセルフ式になっていた。
拝殿の賽銭箱の横に恋みくじとお守り付きみくじ。この日は社務所に人が居たが普段は無人らしい。
お守りは何かと厄介なので無意味に恋みくじを選択。100円は賽銭箱へ。
【第十二番 中吉】
恋の歌
恋い恋いて 燃える思いを 一心に
神に祈って 倖せを得ん
愛情運
お互いに恋し合って熱い思いを胸に過し乍らも なかなか叶えられない二人です 神様に心を込めてお祈りしましょう
そうすれば次第に周囲の人からも祝福されるようになるでしよう
<星座> 牡牛座がよい。双子座はさけた方が無難。
<血液型> O型が最もよい。A型はさけよ。
<年齢差> 三歳以上離れない方がよい。
<十二支> 亥歳生れがよいが、申歳でもよい。
<方位> 南か北東がよい。西はさけよ。
<待ち合せ> 少し遠出をして自然の中でデートを。
<縁談> 素敵な相手が現れてもまだ早い。二・三年は待ちなさい。
<結婚> 身近な所に良い人がいます。
<学問> 学習の計画表をつくり、毎日着実に消化すること。
こ…恋みくじ、斬新
まぁ、今回みたいな事がない限り恋みくじなんて引かないからね(笑)
しかし、何故ラストに<学問>(笑)
あいらびゆ♪
〔参拝データ〕
【鵲森宮】(かささぎもりのみや)
<所在地>
大阪市中央区森之宮中央1-14-4
<アクセス>
JR環状線「森之宮」玉造筋を渡りすぐ
地下鉄中央線「森之宮」 南すぐ
<祭神>
用明天皇、穴穗部間人皇后、聖徳太子
<由緒>
当社の名の「森ノ宮」は地名や駅名にもなっているが、正式には「鵲森宮」(かささぎもりのみや)といい、その起源は今から約1410余年前、589年(崇峻天皇2年)聖徳太子は物部守屋との仏教の是非をめぐる戦いに必勝を祈願し、勝った暁には四天王像を造ることを誓った。そして、その戦いに勝利し、太子は先ず父母の用明天皇と穴穂部間人皇后を祀り、その後、四天王像を造り、この地に「元四天王寺」を創建したと伝わる。
造営当時は方八町にして、神領神田広大で、千石余あったといわれ、古地図、古文献にも多数記され
た由緒ある古社であり、本社には用明天皇、穴穂部間人皇后及び聖徳太子を祭神として祀る日本唯一の神社でもある。
時代が下り、1570年から80年にわたる(元亀元年~天正8年)織田信長による石山攻めに巻き込まれ、社殿は兵火に遭い、灰燼と化したが、御霊体は別のところに奉安することにより難を逃れた。しかし、時勢の替わりと共に、衰退し、今は小社に鎮守している。
社名を鵲森宮と云うのは、由緒書によれば、『598年(推古天皇6年)、鉄鋼業の祖といわれる難波の吉士磐金(きし いわかね)が、新羅国に使わされ、帰国した際、鵲2羽を献上し、この森に飼われたところから、「鵲の森」と称えられ、これが宮の名前となり、これを略し「森之宮」または、「森明神」というようになった。』とのことである。
「森之宮」の名は現在も中央区と城東区に町名として残る。
<参拝日>
2015-04-04 13:00:45