無痛の麻酔がはじまると全く痛くなくなった。

 

でも人によって感じ方がさまざまで、あとから聞いたら、成育で無痛分娩したけど、痛かったという友達がいた。

 

やはり体質などがあるのだろうか。

 

ずーっと痛くてない時間が過ぎていたのだが、いきなり痛くなりはじめた。

 

といっても普通分娩に比べたら比にならないとは思った、ちょっと唸るレベル。

 

慌てて麻酔を追加してくれたが、このときすでに子宮口は10センチ開いていたらしい。

 

てことは出産やん。。

 

でも麻酔はちゃんと効いてきた。でもちょっと痛い。

 

するとぞろぞろ次から次へと、先生、助産師さん、看護婦さんなど15人くらいが分娩室に入ってきた。

 

たぶん麻酔科とか、新生児科の先生たちだったみたいだ。

 

そして21時ころ、2回くらいいきんだら、生まれた。赤ちゃんが小さいから、つるっとすぐに出てきてくれた。

 

2034g、42センチ。

 

生まれたら、すぐに胸元につれてくるわけではなく、待機していた新生児科の先生らしき方たちが、色々チェックしている。

 

そして色々チェックされた5分後くらいに、ちょっとだけ触らせてくれた。

 

けど、カンガルーケアみたいのはなかった。

 

すぐにNICUに運ばれていった。

 

でも赤ちゃんに会えなくて悲しいよりも、安堵の方が大きかった。

 

きっとここにいれば大丈夫、そんな気持ちだった。