救急車なんて、人生はじめてだった。
しかも出産で。
東京マザーズクリニックから、成育医療研究センターまでは救急車で5分くらいだった。
この頃17時は過ぎていたと記憶している。
救急車に乗る時に気になったのは2歳の長男。
ちょうどその時、頼みの母は、なんと海外旅行中。
まさか2ヶ月前に産まれるなんて、思ってもいないし、仕方がない。
とっさに思い付いたのは、マザーズに近い場所に、私の祖母の家がある。長男からしたら、ひーおばあちゃん。
そこに預けるしかなかった。
とはいえ80代のおばあちゃんと2歳の孫って、普段同居しているわけでもないのに、面倒見れるのか。。
でもそうするしかなかった。
結局救急車で運ばれている間に、旦那がおばあちゃんちに長男を預け、後から病院に来た。
さてさて私は成育医療センターについたときは、もう陣痛で叫んでいた。
長男が無事におばあちゃんちについたかなんて、考える余裕はなかった。
するとバタバタと何やら準備がはじまった。
なんと無痛分娩の準備だった!
東京マザーズクリニックは、ちゃんと私が無痛分娩希望であることを伝えていてくれたのだ!