ハチミツとバルサミコ酢でミニトマトに軽く火を通し、空焼きした生地に削ったパルミジャーノ（たっぷり）と飴色タマネギ（たっぷり）を重ねたところに並べ、オーブンで焼いたトマトのタルト。

付け合わせは、丸ごとパプリカをやわらかーくなるまでオーブンで焼き、皮を剥いてオリーブオイルと酢でマリネしたもの。

夏っぽい色合いの夜ごはんになった。

タルトと聞くと甘いお菓子を想像してしまうけれど、フランスではこういうのもタルトと呼ぶ。

卵液を注いで具を固めたものがキッシュ。

キッシュはありふれたお惣菜だから、スーパーでも売っている。

お惣菜売り場のキッシュの生地のぶ厚いこと。買ったことないけれど、生地だけでお腹いっぱいになりそう。しかも、パッと見、底生地が生焼けなことが多いかも。

私は生地が生焼けのキッシュがそれはそれは嫌い。そして生地は薄ければ薄いほどいい。手づくりすれば生地もおいしいに決まっているけれど、中身たっぷりのキッシュが食べたい。

なので、まず空焼きする。成型してから冷蔵庫でしっかり冷やして焼くと縮みにくいような気がする。

卵液と具を入れて焼き、ふんわり膨らんだらできあがり（冷めると平らになる）。

底の生地もサクサクでおいしい。

生地はギリギリの量だと型に入れにくいのでほんの少し多めにつくり、余った分はチーズをまぶしてスナックに。

トマトタルト