こんにちは照れ

これまでのこと。。
色々、思い巡らせていました。


。。。(。-_-。)




これまでの…正直な気持ち。。


私は、キャンサーになってから常に「痩せてしまう恐怖」を感じてきました。

今の私がそうであるように、皆さまご存知の通り、がんの終末期には、がん細胞が身体の筋肉組織を食い尽くし、患者はガリガリに痩せます(悪液質)。

その様ながん患者の行く末を知っているので、元気なうちは「とにかく今は、食べよう」と。笑

太っても気にしなくて良い生活。
ある意味、それは幸せと言えば幸せ?。ニコニコ 
かなり歪んだ幸福感ではありますが。。



しかし、実際には、好きなものを食べて太ることより先に、自分の外見容姿の変貌ぶりに失望することになりました。

それは、抗がん剤の副作用のせいで外見が変わってしまった事です。まず、指先は黒くなり、シミが増え、肌はツヤを失い、そして、髪の毛が抜けウィッグになり。。

…そして、、(希望通り?)太った。
それはもう、まる丸、まん丸まで。笑笑


そうなるともう、自分自身に対しての違和感がたっぷりです。
その上、開腹手術で腹筋を切除しているので、全然、昔のようには動けない身体へのストレスも重なり、(…そしてそれ以外のストレスもありましたけれど。。)溜まっていましたショボーン

外見の変化は、心に大きなダメージを与えました。。ショボーン



今、誰か知り合いに会っても、きっと誰だかわかって貰えないだろうな。。DASH! 

今の私は「仮の姿」DASH!

癌と闘っているのは私じゃない別のもう1人の自分。


実際、鏡の前の私は別人でした。

鏡の前には、これまでの人生の中で最高に太っている、肌のくすんだ、動作の鈍い私がいるのでした。



誰とも会いたくない。!!


これまでの私を知っている人とは。!!



ずっと、知人に会うのは避けてきました。そしてもちろん、自分が癌であることは隠しました。

ごくごく必要最小限の知人以外には、ずっと隠し通してきましたし、人付き合いも最小限になりました。



オバケオバケオバケオバケオバケ



そんな私が…


変わりました。


いつから?? 

それは多分、抗がん剤治療に終わりを感じたときから。積極的治療の限界を感じて、抗がん剤治療を辞めたときから、です。

今振り返ると不思議なのですが、それは、体重が減ること(痩せていくこと)と比例していたように思います。


抗がん剤治療をしても、残念ながら腹膜播種には余り効果がなく、そのうち便通に支障を来たすようになりました。
腸閉塞を懸念し幾度となく絶食することになり、そのたびに、体重が減りました。

やっぱり、事前に体重を増やし置いてよかったな、その時はそう思っていました。

それが、痩せて元の体重に近づいてゆくにつれ、
顔に…頬に顎に付いていたお肉が削ぎ落とされ、少しずつ、キャンサーになる前の、自分の顔立ちに戻っていく。。

抗がん剤治療をしていないので、副作用が消えて、髪の毛も伸びるし、肌も艶がでてきました。

分厚い着ぐるみを一枚、脱いだように身体が変化し、それと共に、心も軽くなるのを感じました。



目も、鼻も、口も、そして顎のラインも、実にスッキリとしてシャープになりました。

私らしい顔立ちに戻っていくニコニコひらめき電球
それがとても良い感じに思うのでしたニコニコドキドキ



先日お亡くなりになったある乳がんの女性が、最期のブログに載せておられた顔写真は抗がん剤治療をする前のお写真でした。そのお気持ち…私にもよくわかります。
もし私も顔写真を載せるとしたら、きっとそうすると思います。さくらんぼ




さて。
今日の私の体重は、43Kgでした。

ピークの時は60Kg超もありましたから、それから考えると随分と痩せたものです。

因みに私自身のベストコンディションの体重は48.5Kgですから、今は、それよりマイナス5.5Kgです。

ん〜、やっぱり、ちょっと痩せ過ぎですね
これ以上、痩せないと良いな。ショボーンDASH!







黒猫ラブラブラブラブラブラブ




「神よ、願わくばわたくしに、変えることのできない物事を受け入れる落ち着きと、変えることのできる物事を変える勇気と、その違いを常に見分ける知恵とをさずけたまえ」
 by ニーバの祈り 


Even if I knew that tomorrow the world would go to pieces, I would still plant my apple tree. 

 がんになって、怖れるべきことは、決して死ではない。死は誰にでも必ずいつか訪れること。その「いつか」は誰にも分からない。分からないことを怖れてばかりで、今、自分がやれること、やりたい事を成さないまま、漫然と時を過ごし、最期を迎えてしまうこと、それこそが一番怖れるべきことである。

今に生きる❣️