7/31(日)退院~(*´∀`*)ウレシイ

「F市、高速に乗って下さい」

「F市のどのあたりですか?」

「T駅ちょっとすぎて…」

「もしかして○○ですか?」

黒いタクシーのおじいちゃん運転手は私の住む住宅地に詳しかった。

むか~し営業で回っていたんだとか。

でもカードが使えなかった(;^ω^)

「ATM寄れますか?」

「でも、そこなら13,000円ぐらいです」

「まあ…ギリ…あるかな…」

私はお財布を空にしながら家に帰った。

全く、入院時の預け金といい、全て現金。

政府のキャッシュレス政策って本当にうわべだけ。

 

濃厚接触者の可能性が出てから

軽い気持ちで外出が出来るはずもなくて肝の冷える思いばかり。

現金もなし。

振込もできずネットバンキングを必死で覚える。

パルスオキシメーターは入院時に焦って持って行ってしまって

病室に持ち込んだものは出せません。退院から7日間保管して下さい。

と言われたり。(保健所は家族に督促してたらしい)

2週間分の下着が必要になり具合の悪い娘に送ってもらう。

ふつーある?2週間分の下着

とか結局、9日で終わったけど。

私はドカッと2年ぶりぐらいに買い揃えたとこだった。

でもどうやって送る?

家族、全員コロナで倒れているのに。

うちはクロネコヤマトに集配を頼んだ(ごめんね!ヤマトさん)

東京では代行サービスに食料品購入代行依頼が増えてるんだって。

神奈川県のある所は市の職員が代行サービスしてくれるとこもあるって。

うちの市はパルスオキシメーター貸し出すのが精一杯。

 

まず家に帰りついて恥ずかしかったのはエントランス~玄関までも雑草だらけ

ここを宅配便のドライバーが何度も往復したのか!

オリーブの木もバラもぼうぼうに伸びまくり。

水やりだけは子供たちに頼んでおいたけど

娘が出来なくなり息子はテキトー。

鉢植えバラが暑さで茶色に焦げてる。

菜園のキュウリは間違った摘芯とそのあと台風で死亡。

まあまあ…しょうがない…命あっての物種だ。

でも鹿の子ユリがキレイに咲いていて退院を祝ってくれた。

私は荷物を玄関に置くなり庭に飛び出して行った。

 

家の中は冷蔵庫がかなり空っぽに。

代わりにキレートレモンが1箱、原液カルピスが何本か。それと山のようなカップ麵。

「なにコレ?どうしたの?」

「旦那に食べ物をアマゾンプライムで発注してって頼んだらこんなにきて」

「そうか…遠くにいて何も出来ないから心配したんだよ」

「私もお願いしたけどまさかこんなにとはΣ(><;) 」

関西圏に単身赴任している婿が送ってくれたのだと言う。

カップ麺2ケース以上あるけど…

 

息子はかなり回復していた。PCR検査と一緒の1度の受診で終わったらしい。

制限解除は7/30か31日。

しかしかなり本人としては「インフルエンザなんかとは全然違う」病状がキツかったらしく。

ワクチン陰謀論指示者→ワクチン賛成派に。ワクチンの種類も詳しくなっていた。

会社復帰が大変だった。会社に治癒証明を要求されていてなかなか出社出来ず。

その頃の我が市の保健所がパンク。8/5連絡をもらい制限解除書類を自分で取りに行く。

8/6にやっと仕事に。7/20から8/5まで全て有休を充てるというが足りるのか。

 

ひどいのは娘。帰った時は物凄い咳をしていて

私の入院中、「夜中に死んでしまうのでは?」と息子も何度も危ぶんだと言う。

隔離施設へ入所の話があったが「洗濯物も自分でやってもらう」と言われて断っていた。

洗濯機がないのだそうだ。

 

娘もPCR検査と一緒の受診で薬を貰っていた。

なくなるたびに健康観察担当に指示されていろんな内科を受診。

中にはリモート診察も。薬は市(保健所?)の人が自宅へポストイン。

「ずいぶんと内科の知り合いが増えたゾ-!」

いやそれ、何マウント?

4医院も受診していた。

熱は37度台から徐々に36度台に下がってきている。

だがまだ、洗濯物干しても息切れ。茶碗洗ってもめまい。

皆が草取りしに外へ出ると一緒に出て始めたが少しやると顔が真っ青😨

「何もしなくていいって言ってるでしょ!!」

「何もしないのもストレスが貯まる…」

 

心配して「ちゃんと保健所には相談しているのか?入院は施設は医者は?」と言うと

「どうせ健康観察担当に言っても喋ったり咳き込むと酸素飽和度上がるし、施設も病室もいっぱいと言われるだけ。薬はまだあるし医者に行って何してもらうの💢」

キレまくっていた。

でも4件目がとてもいい先生でCTも取ってもらい「この肺炎は1ヶ月ぐらいかかるかも」

丁寧な対応で娘は気分良かったが内容がショック。ガーン😨どおりで治らないハズ。

 

今夜も低気圧で時々、顔が真っ青になっている。咳き込みも半端ない。

8/13パルスオキシメーターの値が一時、90-93ほどになったが14日でも制限解除通告。

確かに呼吸が出来ないというわけではないケド。

中等症~重症者がもっと出てしまっているのか発症から時間のたった軽症には冷たい。

 

娘は一日中、寝たきり状態から進化して今は15時ぐらいまで。

毎日、朝のうちはリビングで貯め撮り録画観ながらずっと寝てる。ほぼ寝たきり。

家事はちょっとだけ。

最近は夕方になってごぞごそ仕事部屋にこもってPC触ってるから「仕事の準備?」

「ううん、いろいろ見てるだけ~」

仕事に対する情熱も薄くなってしまっている。

8/17のお盆明け今日から勤務だというが「本当に働くの~?しばらくは半休にする。」

生後、2ヶ月で肺炎になりその後もとても弱かった娘にコロナの残した爪痕は大きい。

 

退院後私は仕事がさぞや滅茶苦茶だろうと会社に行く気満々だった。

しかし抗がん剤治療中の私をコロナにしてしまい支店長がビビッてしまったようだ。

「えりあさんはしばらくは在宅で」と出社拒否されている

確かに咳は出るので行かないに越したことはないがリモートワークにも限界がある。

 

仕事がやりにくくてしょうがない。

第一波の時の在宅後は机を買ったけど今回はプリンター購入。次は椅子かな。

 

そう言う訳で会社にはいかないので銀行に行き、買い物行き、狂ったように洗濯し、掃除し、掃除機を分割して洗い、床も拭いたし台所と洗面所とトイレも掃除。家事をやりまくり。

服を整理して捨てた。長いこと出来なかった。

なんでだろうか…

2年もずっと出来なかった服の整理。

おかしいほど簡単だった。

 

↑在りし日のアメジスト・セージ(サルビア・レウサンカ)伸びすぎてぼうぼう。

この後、1鉢植え残したらそれもぼうぼう。

 

誰が来るわけでも遊びに行くわけでもない盆休みは4日間。

庭の草むしり、オリーブとバラを剪定した。

アメジストセージは1m20cmも伸びていたしサルビア・ガラティニカもぼうぼう。

こいつら暴れん坊植物の始末をして懸命に草むしり。

買ってきたままの花苗をやっと寄せ植えにする。

途中、壊れかけのキッチンワゴンがシロアリ大発生でパニック。

家族に手伝ってもらい。解体処理。薬剤散布。

「壊すの手伝って~」とか甘えてたからずっとできなかったんだな。

 

          

          ↑サルビア・ガラティニカ 気に入ると凄く増える。地植え危険。

 

 

一年ぶりにブログまで更新しちゃって明らかに躁状態。

マズいなあ…

デパケン増やさなきゃ…

 

案の定、鼻水が出るようになって昨日、時間を作って耳鼻科に。

「家族内感染」と言うと受け付けの人、ビビっていたな。

がんセンターに退院証明書出してもらってホントに良かった。

先生にも見せたら笑ってた。

あの先生、腕はいいんだけど物言いが歯に衣着せぬところがgoogle評価は落ちていくばかりだ。

マズい2時だ。今日はハルシオンだけにしてクエチアピンは止めてもう寝ましょう。

 

それではまた、近いうちに。